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【 2009/12/25 】 【 2009/12/24 】 |
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| TTC、無線LANによるIP電話の通話品質評価に関する留意事項を制定 | ||||||
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社団法人情報通信技術委員会（TTC）は、無線LANを用いたIP電話の通話品質における留意事項としてTTC仕様書「TS-1010」第1版を制定した。 IP電話の通話品質については、すでにTTCが「JJ-201.01」第1版を2003年4月23日に制定している。JJ-201.01は有線や無線といったネットワーク形態にかかわらず通話品質評価に適用できるものの、無線LANを利用したIP電話では、JJ-201.01で評価を行なう前提条件の設定基準が国際的にも存在しないため、無線LANによるIP電話でJJ-201.01を適用するための留意事項が「TS-1010」としてとりまとめられた。 TS-1010では、IEEE 802.11a/b/gの無線LANを用いることを想定した検討が行なわれており、別方式の無線IP電話については今後検討を行なっていく予定。また、国際標準の準拠を基本とし、TTC標準として国際標準との整合も図られている。 無線LANを利用したIP電話サービスはNTT-BPやアイピートークがすでに参入を表明しているが、無線LANでIP電話を利用するための基準が定まっていないという理由で正式サービス開始が見送られていた。今回TS-1010が制定されたことで、今後は各社から無線LANによるIP電話サービスが開始されると見られる。
■ ＵＲＬ TTC仕様書TS-1010「無線LANを用いたIP電話の通話品質評価における留意事項」の制定について（PDF） http://www.ttc.or.jp/j/info/topics/040728_ts1010.pdf ■ 関連記事 ・ 第102回：再開された無線LAN倶楽部のVoIPトライアル Wi-Fiに050番号の時代は来るのか？ ・ 総務省、アイピートークの「モバイル IPTalk」事業計画を認定 （甲斐祐樹） 2004/07/29 21:00 |
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