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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
アイ・オー、100BASE-TXとUSBポート搭載の外付けHDD「HDH-ULシリーズ」

HDH-ULシリーズ
 アイ・オー・データ機器は、LAN接続時にローカルディスクとして利用できる外付けHDD「HDH-ULシリーズ」を9月上旬より発売する。標準価格は、120GBモデルの「HDH-UL120」が27,720円、160GBモデルの「HDH-UL160」が30,975円、250GBモデルの「HDH-UL250」が41,790円。

 HDH-ULシリーズは、米Ximeta社が開発・特許を取得したストレージ技術「Network Direct Attached Storage(NDAS)」を採用した製品。通常のNAS製品と比較して、転送速度が向上しているという。本体には100BASE-TX×1ポートを搭載し、製品添付のCD-ROMからパソコンにユーティリティをインストールすることで、LAN接続したHDH-ULシリーズをローカルディスクとして利用できる。

 同製品では、最大8台までのパソコンで同製品を共有でき、パソコンごとにリード/ライト設定が行なえる。このほか、2台のHDH-ULシリーズを1台のHDDとして認識させる「スパニング機能」や、同一データを2台に保存する「ミラーリング機能」を備える。

 また、USB 2.0/1.1×1ポートを搭載したことでUSB接続型HDDとしても利用できる。加えて、USB接続時にはパソコンと連動した電源オン・オフ機能も備える。なお、同製品は10BASE-T環境下では利用できないほか、LANポートとUSBポートの同時利用もサポートしない。

 本体サイズは49×193.9×174.9mm(幅×奥行×高)で、重量は約1.31kg。筐体は、側面にアルミパネル、上下部に換気用スリットを装備して本体の発熱を抑えるとともに、ファンレス設計により静音化を実現している。

 OSはWindows XP/Me/2000に対応。ただし、複数台のパソコンでリード/ライト機能を利用できるOSは、Windows XP/2000のみ。一方、Windows Me搭載パソコンにライト機能を割り当てた場合は、それ以外のパソコンからはリード機能のみ利用できる。

 なお、同社ではHDD容量が300GBの「HDH-UL300」についても、発売を予定している。


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URL
  ニュースリリース
  http://www.iodata.jp/news/2004/08/hdh-ul.htm

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(村松健至)
2004/08/23 15:05
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