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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
ソフトバンク、NTT網に依存しない独自網による固定電話事業を開始

ソフトバンクグループCEOの孫正義氏。ついにNTT網に依存しないサービス開始へ
 ソフトバンクと日本テレコムは30日、独自の通信網を利用した日本テレコムの固定電話事業「おとくライン」の開始に関する記者会見を開催した。月額料金は個人向けの場合1,417円〜1,627円で、現在利用中の電話番号をそのまま利用できる。

 おとくラインは、NTT東西の電話回線とは異なる日本テレコム独自の固定電話回線を利用するサービス。そのため従来の施設設置負担金(電話加入料やNTT電話回線の月額料金を支払うことなく、おとくラインの料金のみでサービスを利用できる。サービスは12月1日より開始、申し込みを9月1日より受け付ける。

 日本テレコムではNTT収容局内に独自の交換機設備を設置、ユーザー宅とタイプ2のメタル回線で接続することで独自の通信網を構築する。サービスの提供範囲は当初1,000局舎で、2005年中に2,500局舎まで拡大する予定。

 通話料金は市内の一般加入電話の場合で3分8.925円で、月額料金は個人向けの場合で1,417円〜1,627円。携帯電話・PHSやIP電話、110や119といった緊急通報、0120にも通話できるほか、ナンバーディスプレイ相当、プッシュ回線相当といったオプションサービスも提供。ISDNサービスも用意されている。

 開通に必要な費用は日本テレコム側の初期費用が1,050円で、NTT開通工事費の一時負担金は日本テレコム側で負担、ユーザーは月額105円の60回払いで支払う。途中で解約した場合でも一時負担金の残額は請求されないほか、NTT回線から切り替える場合の回線休止工事費2,100円も日本テレコムが負担する。

 なお、従来使っていた電話番号を移行することも可能で、個人、法人それぞれに割り引きサービスも用意されている。個人向けの場合、市内通話を除く一般加入電話で通話頻度のもっとも高い番号への通話料金が50%引きに、2番目が40%引きに、3〜5番目が30%引きになる。法人向けでは一般加入電話への通話料金が県内市外・県外で55%、国際で15%割り引かれる。どちらの割り引きサービスもおとくラインの申し込みと同時に適用される。

 日本テレコムではサービス開始にあたって、おとくラインのキャンペーンも9月11日から11月30日受付分まで実施する。本キャンペーンでは事前に指定した一般加入電話の電話番号3つまでの通話料金が1年間無料になるほか、事務所向けで平日19時〜23時、住宅向けで土日祝日19時〜23時の通話料金が9割引になる。また、付加サービスの新規工事費と最大3カ月の月額料金、新規申し込みの際の日本テレコム工事費用1,050円も無料になる。

【8月31日17時30分追記】
 初出時、おとくラインの初期費用として「回線を新設する場合は屋内配線工事を行なう場合で5,040円〜8,064円、配線工事が不要な場合で1,050円〜1,680円が必要」としておりましたが、日本テレコムからこの費用についても月額105円内に含むよう料金を変更するとの訂正がありました。そのためおとくラインの初期費用は日本テレコムの1,050円と月額105円×60カ月のみとなります。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.softbank.co.jp/news/newsrelease/2004release/040830_0001.html

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(甲斐祐樹)
2004/08/30 15:28
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