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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
SCN、パソコンを利用した050番号のIP電話サービス「So-netフォンP'」

 So-netを運営するソニーコミュニケーションネットワーク(SCN)は、独自のSIPサーバーを利用したIP電話サービス「So-netフォンP'(ソネットフォンピース)」を12月を目途にサービス提供開始すると発表した。これに先駆け、9月6日よりSo-net接続会員を対象にモニターの申し込み受け付けを開始する。月額料金は294円で、モニター期間中は無料。

 So-netフォンP'は、専用ソフトウェアをパソコンにインストールすることで、050で始まる11桁の番号によるIP電話の発着信が可能なサービス。ソニーが運営するSIPサーバーを利用し、コーデックはH.263を採用する。そのため、既存のIP電話サービス「So-netフォン」とは別に050番号が割り当てられる。機能面では音声通話の他に、USB接続型のWebカメラを利用することでテレビ電話機能を利用できるほか、最大4人までのテレビ電話による同時通話、チャット機能、ファイル共有機能を搭載。そのほか、通話中にBGMや効果音を鳴らすことができる。なお、パソコンを起動していない時やソフトウェアを起動していない状態では着信ができない。

 料金は、月額料金は294円で、通話料金はSo-netフォンに準じSo-netフォンP'およびSo-netフォン同士では無料、国内一般電話は3分8.4円、携帯電話は1分18.9円、国際電話はアメリカへの発信時で1分9円となる。なお、モニター期間中は提携プロバイダーや有料接続プロバイダーのIP電話サービスとの相互接続は行なわれず、本サービス開始を目途に接続を開始するという。

 モニター募集は9月6日11時より開始し、So-netフォンP'のWebサイトにて受け付ける。「So-net ADSL 47M/26M/12M/8M/1M」「フレッツ・ADSL/ライト」「Bフレッツ/ライト」「So-net 光(TEPCO/UCOM)」「アクセスコミュファ」のいずれかのプランを利用しているSo-net会員を対象に、先着1,000名の募集を受け付ける。なお、モニター期間中は月額料金が無料となるほか、モニター参加者全員にヘッドセットを無料提供する。

 So-netフォンP'の推奨動作環境は、OSがWindows XP SP1/2000 SP4、CPUがPentium III 850MHz、メモリが256MB以上で、UPnP対応ルータの利用、またはグローバルIPアドレスが割り当てられている必要がある。また、テレビ電話機能の利用はWebカメラが必要なほか、ハウリングを避けるためヘッドセットの利用を推奨している。


「So-netフォンP'」専用ソフトウェア 通話画面

関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.so-net.ne.jp/corporation/release/2004/040902.html

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(大久保有規彦)
2004/09/02 13:44
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