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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
MPEG-4対応監視カメラと暗闇撮影用カメラをMPEG-4化するコンバータ

Xweb C101
 ソフトバンク・テクノロジー・ホールディングスの関連子会社であるアジアビジョン・ジャパンは、MPEG-4での動画配信が可能なネットワークカメラ「Xweb C101」、既存の監視カメラなどをMPEG-4対応にするコンバータ「Xweb T101」を発表した。本製品はソフトバンクテクノロジーや日立オープンプラットフォームソリューションズなど契約販社を通じて販売されるという。

 Xweb C101は、韓国のWooju Communications(ウジュ・コミュニケーションズ)が開発した27万画素CCDイメージセンサー搭載の監視カメラ。本製品のみでMPEG-4形式の動画を利用した遠隔監視システムが構築可能だという。動画は最大320×240ピクセル(30フレーム/秒)での表示が可能で、複数映像を同時に表示する監視ソフトウェアが同梱される。

 Xweb T101は、既存の同軸ケーブル形式によるカメラにMPEG-4機能を追加するコンバータ。すでに店舗などに設置している既存の監視カメラをMPEG-4形式によるインターネット監視カメラとして利用できるという。合わせてXwebT101に接続可能な韓国製の暗視カメラといったカメラを各種用意。暗視カメラは0ルクスの暗闇でも撮影可能で、T101と組み合わせることで夜の駐車場や金融機関の監視をインターネット経由で行なえるという。

 Xweb C101とXweb T101はソフトバンク・テクノロジー、日立オープンプラットフォームソリューションズ、エスエムシーネットワークスなどの契約販社を通じて販売される。価格はオープンプライスだが、C101、T101ともに10~30万円程度となる見込み。アジアビジョン・ジャパンは初年度3億円の売上を見込んでいるという。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.avj.co.jp/press20030205.html
  アジアビジョン・ジャパン
  http://www.avj.co.jp/


(甲斐祐樹)
2003/02/05 19:54
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