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【 2009/12/25 】 【 2009/12/24 】 |
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| コーエー、「信長の野望 Online」拡張パック「飛龍の章」を12月に発売 | ||||||||||||||||||||||||
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信長の野望 Online（以下オリジナル版）は、2003年6月にPS2版の提供が開始されたMMORPGで、2004年2月にはWindows版のサービス提供も開始されている。同社によれば、現在同タイトルの会員登録数は10万人前後で、うち課金ユーザーは55,000人前後、最大同時接続数は22,000人前後という。22日に開催された発表会に出席した、同社のシブサワ・コウゼネラルプロデューサーは「今後も戦国のコミュニティを通じて、やりがいを感じてもらえるようなゲームを目指していきたい」と抱負を語った。 ■ 少人数プレイ可能なダンジョンや屋敷システムを実装
トライアルダンジョンは、城下町にいるNPCに話しかけることでプレイ可能な自動生成型ダンジョン。1人から参加できる少人数でのプレイを目的としたダンジョンで、参加するプレイヤーのレベルや職業分布に応じて、登場モンスターやダンジョンのレベルが調整される。ダンジョンクリア後にはアイテムなどの獲得も可能だ。 屋敷システムは、プレイヤーの身分や勢力に比例して土地を購入することでワールド内に自分の家を建築できるというもの。長屋から建築がスタートし、一定条件を満たしていくことで武家屋敷までグレードアップできる。屋敷内や庭のカスタマイズが可能なほか、アイテム展示室も用意される。このほか、自分屋敷に他プレイヤーを招待することもできる。 また、領地システムとして「知行」も実装する。同システムでは、NPCに対して人事や内政指示を行なうことで地形特性に応じた特産品が生産可能で、特産品はプレイヤー間で金銭トレードやアイテム生成時の材料として利用できる。知行が増えることで収穫量の上昇やより上位の特産品の生産も可能になるという。
■ レベル上限の引き上げや新規ユーザー向けイベントも実施 飛龍の章ではあわせて、レベル上限が従来の50から60へと引き上げられる。これに伴い、高レベル者向けのダンジョンを追加し、ゲームに登場する武将キャラクターのレベルも強化される。また、アイテム面では腕と足に対して防具の装備が可能となったほか、お守りや紋所といったアイテムも装着が可能になる。加えて、武器や防具の追加も行なわれる。戦闘面では、歩兵・射手・騎兵といった兵種システムが実装される。各兵種には、一斉突撃や一斉射撃といった特殊コマンドが用意されており、これらを利用することで足軽による接近戦闘のみだった従来の合戦から、より戦略性の高い戦闘が可能になる。また、敵対国との合戦の1週間前から、プレイヤー間での戦闘が可能になる「前哨戦」も導入される。 このほか飛龍の章では、初めて信長の野望 Onlineをプレイするユーザーを対象にゲームシステムをイベントを通じて学ぶことができる「新参者イベント」が追加される。また、戦闘を通じて技能を鍛錬することでプレイヤー名を冠した「流派」が名乗れるようになるほか、特定条件を満たすことで官位を得ることもできる。
「信長の野望 Online ～飛龍の章～」のパッケージ版は12月中旬の発売を予定し、標準価格は30日間分の無料プレイチケットを含み、7,140円。利用料金は従来と同様で、30日間1,260円。また、既存ユーザーを対象としたアップグレードチケットはオンライン限定販売となり、標準価格は2,940円。アカウントを複数保有する場合には、アカウントごとにチケットを購入する必要がある。 同社では飛龍の章の提供開始に先立って、「信長の野望 Online」パッケージ版を購入したユーザーを対象に、無料期間を30日から90日へと延長する措置を9月29日16時30分より実施する。なお、飛龍の章へのアップグレードは有料となる。 このほか同社は、飛龍の章のゲームバランスなどを調整するためのテストサーバーを10月下旬前後をめどに設置する予定だという。 ■ 中国市場でも2005年春より「信長の野望 Online」を提供
発表会に出席したコーエーの襟川恵子代表取締役会長は、「今回の提携はロイヤリティビジネスによるものではなく、コーエーのポータルサイト『GAMECITY』における課金システムやアカウント管理などを両社で共同運営していくものだ」と語った。コーエーでは、ポータルサイトの運営システムも含めた中国企業との包括的な業務提携は、国内ゲームソフトとしては初めてだとしている。 中青創先のLiu Nathan董事長兼CEOは、「今回の業務提携により、両社のオンラインゲーム事業はより高い水準に移行する」とコメント。続けて、「中国からも影響を受けている織田信長を題材にした『信長の野望 Online』は、中国市場でも成功すると考える」と語った。また、中国オンラインゲーム市場については「現時点では韓国メーカーのオンラインゲームが多いが、今後日本メーカーの参入も希望している」とした。 中国国内での具体的なサービス開始日や料金は未定だが、コーエーでは会員数については市場規模の違いから「日本よりも一桁は多い数値を考えている」という。なお、サーバーについては、日本と別のサーバーを用意してサービス提供を行なうとした。
■ ＵＲＬ 信長の野望 Online公式サイト http://www.gamecity.ne.jp/nol/ GAMECITY http://www.gamecity.ne.jp/ ■ 関連記事 ・ コーエー、「大航海時代 Online」クローズドベータユーザーを募集 ・ コーエー、Yahoo! BB会員専用のPCオンラインゲーム「真・三國無双BB」 （村松健至） 2004/09/22 19:34 |
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