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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
日本HP、IEEE 802.11g準拠の無線LAN機能を搭載した複合機とプリンタ

HP Photosmart 2710 All-in-One
 日本HPは、IEEE 802.11g準拠の無線LAN機能を搭載したインクジェットプリンタ3製品を10月27日より発売する。いずれもオープンプライスで、直販サイトの価格はスキャナやコピー、FAX機能を装備する複合機の「HP Photosmart 2710 All-in-One」が5万円前後、オフィス向け複合機の「HP Officejet 7410 All-in-One」が6万円前後、プリンタ機能のみの「HP Deskjet 6840」が25,000円前後の見込み。

 今回発表された3モデルは、いずれもIEEE 802.11gに準拠した無線LANインターフェイスを搭載するインクジェットプリンタ。ネットワーク経由で複数台のパソコンでプリンタを共用できる。無線LANセキュリティとして、64/128bitのWEP、WPA(TKIP/AES)をサポート、Wi-Fi認証も取得済み。無線LAN以外のインターフェイスとして10BASE-T/100BASE-TX×1ポート、USB 2.0ポートを搭載し、パソコンを介さずにデジタルカメラで撮影した画像を印刷できる「PictBridge」にも対応する。

 HP Photosmart 2710 All-in-Oneは、画像のプレビューなどが可能な3.5型カラー液晶ディスプレイを搭載した複合機。インクは6色インクと4色インクの交換式で、出力解像度は4色インク使用時で最大4,800×1,200dpi。フチなし印刷や自動両面印刷などをサポートし、製品には自動両面印刷対応のハガキトレイが付属する。このほか、コンパクトフラッシュ/メモリースティック/SDメモリーカード/xDピクチャーカードなどに対応するメモリカードスロットも搭載している。本体サイズは464×372×212mm(幅×奥行×高)で、重量は8.5kg。


 なお、HP Photosmart 2710 All-in-Oneから無線LAN機能を省略し、有線LAN/USB 2.0に対応する複合機「Photosmart 2610 All-in-One」も10月27日より発売される。オープンプライスで、直販サイトの価格は35,000円前後となる見込み。同モデルでは、カラー液晶ディスプレイが2.5型となるほか、自動両面印刷対応ハガキトレイが付属しない。本体サイズは464×372×212mm(幅×奥行×高)で、重量は8.5kg。

 HP Officejet 7410 All-in-Oneは、HP Photosmart 2710 All-in-Oneをオフィス向けに仕様変更し、自動原稿送り装置(ADF)などを搭載した直販サイト専売モデルの複合機。カラー液晶ディスプレイは2.5型で、本体サイズは549×397×291mm(幅×奥行×高)、重量は11.3kg。

 HP Deskjet 6840は、4色インクを採用し、出力解像度が最大4,800×1,200dpiのプリンタ。フチなし印刷が可能なほか、別売オプションの自動両面印刷対応ハガキトレイを利用することでハガキの両面印刷もできる。本体サイズは451×367×144mm(幅×奥行×高)で、重量は5.98kg。

 いずれもの製品も、OSはWindows XP/Me/2000/98、Mac OS X 10.3.X/10.2.3/10.1.5以降、Mac OS 9.1以降に対応する。


Photosmart 2610 All-in-One HP Officejet 7410 All-in-One HP Deskjet 6840

関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://h50146.www5.hp.com/info/newsroom/pr/fy2004/fy04-175.html

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(村松健至)
2004/10/04 19:54
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