JAL SkyOnlineは、米Boeingの航空機向けインターネット接続サービス「Connexion by Boeing」を利用したサービス。地上と航空機間を通信衛星経由で、機内ではIEEE 802.11bgの無線LANで接続することで、フライト中でも乗客がノートPCやPDAからWebサイトの閲覧やメールの送受信を行なえるようになっている。インターネット接続とは別に、無料で閲覧できる機内ポータルサイトも用意する。
今回Connexion by Boeingが導入されるのは、JALのB747-400型機。東京とロンドンを結ぶJAL401便と402便において、当初は隔日でサービスを提供する。開始から3カ月は、客室乗務員とは別にConnexion by Boeingのスタッフ1名が搭乗し、日本語と英語で利用者のサポートを行なう予定だ。JALでは今後、欧米線を中心にサービスを順次拡大していくという。
国内に就航する路線でConnexion by Boeingを利用した機内インターネット接続サービスとしては、ルフトハンザドイツ航空の成田線-ミュンヘン線で6月21日にサービスが開始されているほか、全日空でも成田-上海線で11月15日から開始すると発表している。