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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
OCN、一定の速度が出ないADSLユーザーに対する補償金制度など

 NTTコミュニケーションズ(NTT Com)が運営するOCNは、ADSL対応プランのサービス強化を発表した。ADSLで一定の速度が出ないユーザーに対して補償金を支払う「サービスレベル保証」のほか、パソコンやモデムなどの設定を代行する「OCN ADSL開通とことんサポート」や電話サポートの受付時間延長などが実施される。

 「サービスレベル保証」はアッカ・ネットワークスと協力して11月14日よりサービスを導入。対象となるのはアッカの下り12Mタイプ ADSLに対応した「OCN ADSLサービス12(M)」で、ユーザの申告により、ユーザー宅の回線調整や帯域調整を無料で実施する。それでもリンク速度が常に256kbpsを下回る場合、補償金として4000円がユーザーに支払われる。この補償金は新規ユーザーだけでなく既存ユーザーも含まれ、対象ユーザーにはOCNが個別に連絡をとるという。

 OCN ADSL開通サポートの対象となるのは、アッカ・ネットワークスの回線を利用した「OCN ADSLサービス(A)」およびフレッツ・ADSLに対応した「OCN ADSLアクセス 『フレッツ』プラン」に新規加入またはプラン変更したユーザー。OCNのサポート担当者がユーザー宅を訪問し、回線やモデムの設定からブラウザ、メールソフトの設定、LANボードやLANカードの取り付けまでを代行する。申し込みは11月14日より受付を開始、料金は1訪問につき1万3000円だが、2003年1月までは初回訪問のみ無料で利用できる。

 そのほかサポート体制の充実として、電話サポートの受付終了時間を17時から21時まで4時間延長。合わせてパソコンやモデムの設定を行なうためのユーティリティ「カンタン設定CD-ROM」を11月14日申し込み分より無料で提供する。ただし、カンタン設定CD-ROMで設定できるのは「OCN ADSLサービス12M(A)/8M(A)」のみ。


関連情報

URL
  ニュースリリース(NTT Com)
  http://www.ntt.com/NEWS_RELEASE/2002NEWS/0011/1111.html


(甲斐祐樹)
2002/11/11 16:56
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