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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
HOTSPOT、東京メトロを中心として2004年内に2,200カ所までエリアを拡大

 NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は、同社が運営する公衆無線LANサービス「HOTSPOT」のサービスエリアを2004年中に2,200カ所まで拡大すると発表した。あわせて国際サービスの拡充も実施する。

 12月1日からは、東京メトロの駅構内でHOTSPOTの提供を開始する。当初は大手町駅や永田町駅など一部の駅で開始、12月末までには東京メトロ全168駅のうち、日比谷線北千住駅、有楽町線和光市駅、南北線目黒駅を除く165駅でHOTSPOTの利用が可能になるという。

 12月上旬からは、羽田空港第1旅客ターミナルビルの出発・到着ロビーといった公共エリアでもサービスを開始。同月にオープンする第2旅客ターミナルビルでも同様にサービスを提供する。また、2004年度中に東横イン全ホテルへHOTSPOTを導入し、今後新規にオープンする東横インホテルもサービスエリアとして展開する。

 国際サービスも拡充を図り、12月上旬からは成田空港の公衆無線LANサービス「エアポートネット」とローミングを、12月9日には飛行機内のインターネット接続サービス「Connexion by Boeing(CBB)」とのローミングを開始する。エアポートネットの利用料金はHOTSPOTに準じ、CBBは3時間未満のフライトで1,700円、3~6時間で2,300円、6時間以上で3,400円が別途必要になる(いずれも免税)。このほか、2005年1月1日よりWBAローミングの料金を1分25円に、iPassローミングの料金を現行の1分38.85円から1分25円に改定する。

 HOTSPOTのアクセスポイント数は現在約1,000カ所程度だが、東京メトロの駅構内などに設置する約800カ所のアクセスポイントを中心として、2004年内にアクセスポイント数を2,200まで拡大する予定。なお、11月18日現在のHOTSPOTのユーザー数は1日利用のメニューなどを含まない月額制料金プランのユーザーで約4万人で、この数値ではISP経由で利用するユーザーも含んでいるという。

 HOTSPOTの新規キャンペーンも実施され、11月24日よりJALマイレージバンク(JMB)日本地区会員でJALのWebサイトからHOTSPOTを申し込んだユーザーには1,000マイルまたは無線LANカードがプレゼントされる。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.ntt.com/release/2004NEWS/0011/1118.html

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(甲斐祐樹)
2004/11/18 16:32
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