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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
イー・アクセス、1.7GHzによるモバイル通信サービスでW-CDMA採用を決定

 イー・アクセスは、同社が検討を進める1.7GHz帯を利用したモバイルブロードバンドサービスについて、W-CDMA技術の採用を決定したと発表した。

 イー・アクセスでは、2004年2月にTDD方式のTD-SCDMA(MC)を採用したモバイルブロードバンドサービスの提供を発表しており、同技術を用いた実証実験を行なっていたが、総務省がFDD方式向けに1.7GHz帯を開放する方針を9月30日に発表したことを受けて、FDD方式による1.7GHz帯への参入を表明。さらに今後は2GHz帯のTD-SCDMA(MC)ではなく、1.7GHz帯のFDD方式に注力するという方針を示していた。

 FDD方式で採用する技術としては、IMT-2000に準拠したW-CDMA、CDMA2000という2方式の検討が進められていた。イー・アクセスでは同社調べによればW-CDMAを次世代技術として採用する可能性のある国が約200カ国と多く、将来国際ローミングの可能性が高いことから、W-CDMAがよりよい選択肢と判断、W-CDMAの採用を決定したとしている。


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URL
  ニュースリリース
  http://www.eaccess.net/cgi-bin/press.cgi?id=251

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(甲斐祐樹)
2004/11/24 15:33
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