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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
WAKWAK、同社メールサーバー以外の送信を制限する迷惑メール対策を実施

Outbound Port25 Blockingの実施イメージ
 NTT-MEは、同社が運営するISP「WAKWAK」会員向けのセキュリティ対策および迷惑メール対策の強化に向けた取り組みを段階的に実施すると発表した。第1弾として、WAKWAK以外のメール送信サーバーへの接続を制限する「Outbound Port25 Blocking」を3月1日より実施する。

 WAKWAKが実施するOutbound Port25 Blockingの対象は、NTT東日本およびNTT西日本のフレッツサービスに動的IPアドレスを付与するWAKWAK対応コースを利用中のユーザーで、同社メールサーバー以外のSMTPポート(25番ポート)を利用したメールの送信が制限される。なお、固定IPアドレスが付与されている場合には制限は受けない。

 SMTPポートの送信制限により、他ISPやホスティング会社のメールサーバーを利用している場合や、ユーザー自身がメールサーバーを運用している場合には、メールが送信できなくなる。WAKWAKでは、同社メールサーバー経由で送信するよう設定を変更するか、他ISPやホスティング会社のメールサーバーを引き続き利用する場合にはSubmissionポートやSMTP over SSLなどを使用してメールを送信する対処方法を挙げている。

 WAKWAKでは、今回の送信制限を実施することで動的IPアドレスを利用してインターネット接続する会員がウイルスに感染した場合にも、パソコンから直接送信されるメールをブロックできるため、ウイルス感染による機密情報の漏洩や顧客情報の流失などが防げると説明。加えて、動的IPアドレスからの迷惑メール送信が削減可能になるため、社会問題化している迷惑メールの撲滅にも貢献できるとしている。

 このほか同社では、迷惑メールやURLフィルタリングサービスや、端末型のファイヤウォールサービス、ウイルスチェックサービスを今後提供する予定だという。なお、Outbound Port25 Blockingを採用した迷惑メール対策については、ぷららネットワークスも1月より実施すると発表している。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.ntt-me.co.jp/news/news2005/nws050107.htm

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(村松健至)
2005/01/07 16:17
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