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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
ワイルドラボ、「子羊ルータ」の販売を終了。製品の仕様を公開予定

 ワイルドラボは、小型有線ルータ「LAMB-RTシリーズ」および組み込み型ルータ「LAMB-EMシリーズ」の販売を1月18日をもって終了したと発表した。同社では、製品の設計資料を1月末を目途に公開する予定だという。

 LAMB-RTシリーズは、93×91×30mmの小型筐体を採用した有線ルータシリーズで、各モデルともOSにLinuxを採用し本体内部にCFスロットを装備。16MBのCFメモリーカードを内蔵した「LAMB-RT-01」、LAMB-RT-01にシリアル/パラレルポートを追加しマイクロドライブに対応した「LAMB-RT-01SP」、CPU処理能力を向上し32MBのCFメモリーカードを内蔵した「LAMB-RT-01SP/32」の3製品を同社では「子羊ルータ」として販売していた。また、LAMB-RTシリーズをベースとした組み込み型の「LAMB-EM-01」「LAMB-EM-01/32」も販売していた。

 同社では、2004年5月24日より同製品の販売をCPUボード製造の遅れを理由に休止しており、販売休止のまま終了する形となった。なお、販売終了後も一般サポート業務は継続する。また、今回の販売終了にあたり製品の設計資料となどの仕様を1月末を目途に順次公開する予定だという。公開される情報はマザーボードの情報で、回路図、プリント基板パターン、BOM、BIOS設定。資料の改変および商用利用は一切制限しないという。


関連情報

URL
  製品販売終了のお知らせ
  http://www.wildlab.com/LAMB/pages/sale_terminate.htm
  ワイルドラボ
  http://www.wildlab.com/

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(大久保有規彦)
2005/01/19 13:20
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