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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
バッファロー、最大108MbpsのMIMO対応11g無線LANルータとカード

(写真左から)WZR-G108とWLI-CB-G108
 バッファローは、無線LAN技術「MIMO(Multi Input Multi Output)」に対応したIEEE 802.11g準拠の無線LANルータ「WZR-G108」を3月上旬より発売する。標準価格は30,975円。合わせて、2月下旬よりMIMO対応無線LANカード「WLI-CB-G108」を標準価格14,490円で、ルータとカードセットモデル「WZR-G108/P」を標準価格38,640円で発売する。

 MIMOは、複数のアンテナでデータを送受信することで高速化を図る無線LAN技術。WZR-G108は、IEEE 802.11gとの互換性を持つMIMO採用の無線LANルータで、本体背面にスリーブ型アンテナを3本搭載している。同製品は、理論値で最大108Mbpsの通信が可能なほか、屋内など通信障害物が多数存在するマルチパス環境での通信状況も改善できるという。

 有線LANスループットは、SmartBits2000値で最大98.7Mbps、NAT有効時のFTP値で最大約94Mbpsを公称する。機能面では、無線LAN自動設定システム「AOSS」をはじめ、同時5セッションまでのPPPoEマルチセッション、UPnP、IP Unnumbered、VPNマルチパススルー、DMZホスト機能、フレッツ・スクウェアプリセット機能などを搭載する。

 セキュリティ面では、SPIやアタックブロック機能、64/128bitのWEP、WPA(AES/TKIP)などをサポートする。同社が提供する有料のコンテンツフィルタリングサービス「BUFFALOコンテンツフィルタ」も利用できる。

 有線インターフェイスには、WAN側に10BASE-T/100BASE-TX×1ポート、LAN側に10BASE-T/100BASE-TX×4ポートのスイッチングハブを搭載。本体サイズは、215×177.6×47.5mm(幅×奥行×高、アンテナ収納時)で、重量は560g。


 WLI-CB-G108は、IEEE 802.11gに準拠したMIMO対応のCardBus型の無線LANカード。WZR-G108と同様に、理論値で最大108Mbpsの通信が可能で、IEEE 802.11gとの互換性も確保する。

 機能面ではAOSSのほか、無線LANセキュリティとして64/128bitのWEP、WPA(TKIP/AES)をサポート。対応OSはWindows XP/2000。本体サイズは54×123×10mm(幅×奥行×高)で、重量は50g。


WZR-G108の本体背面 WLI-CB-G108

関連情報

URL
  WZR-G108 ニュースリリース
  http://buffalo.melcoinc.co.jp/products/new/2004/082_1.html
  WLI-CB-G108 ニュースリリース
  http://buffalo.melcoinc.co.jp/products/new/2004/082_2.html

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(村松健至)
2005/02/04 16:02
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