リンクシェア・ジャパンが開催したアフィリエイト説明会では、アフィリエイトを導入したサイト「ぷっち・も~る」を運営する主婦のkaboさんが、自らの実体験を交えてアフィリエイトの魅力を語った。
■ コンテンツにとけ込んでいない広告はクリックされない
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「ぷっち・も~る」を運営するkaboさん
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kaboさんは、北海道出身・千葉県在住で、現在は夫と子供2人、義父の5人で暮らしている。パソコンを購入したのは1999年のことで、2001年2月に初めて育児情報コミュニケーションをテーマにしたホームページを開設。現在では主婦などの女性向けに生活情報・キッチン雑貨を紹介する「ぷっち・も~る」、育児中の女性を対象とした「キッズ&ベビー専門ショップ」を運営している。
kaboさんがアフィリエイトを始めたのは、2003年3月のことで、それまでは広告バナーをホームページに設置していた。しかし、広告バナーではほとんどクリックされることがなく、ある程度の数のクリックがなければ売上につながらないことが実感できたという。kaboさんは「コンテンツにとけ込んでいない広告はクリックされない」と付け加えた。
どうすればお小遣い程度の収入が得られるのか、そう悩んでいたkaboさんが出会ったのが、商品画像が利用できるアフィリエイト。これをきっかけに、商品紹介を主体にしたショッピングサイトを新たに運営することを決意し、2003年9月に2カ月がかりで「ぷっち・も~る」を開設。kaboさんは「今考えればこの時期が一番大変だったかもしれないけれど、サイトを作ることが好きなので楽しく進められました」と語った。
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アフィリエイト導入前は広告バナーのみで成果が上がらず
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アフィリエイトに出会い、「ぷっち・も~る」を2カ月がかりで開設
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■ ユーザーに魅力あるページを心がけ、現在は月30万以上の収入
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現在はアフィリエイトで月30万円の収入
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アフィリエイトを導入して心機一転立ち上げたぷっち・も~るも、オープン当初は売上が思うように伸びなかったという。kaboさんは「訪問者数が少ないと売れないと思って、ホームページ登録サイトを10カ所くらい登録したけれど、あまりアクセス数が伸びなかった」と当時を振り返ったのち、「改めて自分のサイトを客観的に見た時に、今の内容の薄いサイトでは再び見に来てくれるリピータは付かないだろう、と恥ずかしく思った」とコメント。以後はサイトの充実を図ることに重点を置き始めたという。
具体的にはまずサイトのページ数を増やし、1ページ1商品または1テーマとターゲットを絞る。ページも単に商品画像を並べるだけでなく、知らないブランドなどは自分で勉強しながら、自分の言葉で商品を説明することを心がける。そうしてサイトの中のページが増えていくごとに、訪問者を迷子にさせないナビゲーションにも注意を払う。「お客さまからの問い合わせも、自分で企業へ確認した上で改めてお客さんに答えている。できるだけたらい回しにはしたくない」と、ユーザーにとって魅力あるページを心がけた。
ページ作成後も、売り切れ商品やリンク切れなどの確認や、検索キーワードの結果から訪問者の嗜好を確認し、商品の入れ替えや追加を行なうといった管理作業にも力を入れる。こうした努力のおかげで、当初目標だった月50,000円の収入は、サイト開設から10カ月後の2004年1月に達成。アクセス数も当初は1日50人程度が、2004年2月には600人、現在は3,000人にまで伸びているという。アクセス数の増加に合わせて収入は増え続け、今では月に30万円以上をアフィリエイトで稼いでいるという。
kaboさんはアフィリエイトのメリットとして「家計に負担をかけずに無料で始められる」「生活のリズムを崩すことなく、自分のペースで進められる」とコメント。「自宅が仕事場なので家族に仕事と思ってもらえなかったり、家族を優先すると仕事の時間が思うように取れないこともある」との悩みも打ち明けつつ、「ページの作成や、自分の紹介した商品が購入された時が楽しいということがアフィリエイトに取り組んでいる一番の理由。それが報酬につながることが、仕事をしている実感がある」とアフィリエイトの魅力を説明。「今後も主婦アフィリエイターとしてがんばります」と決意してみせた。
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kaboさんが考えるページ作成の心得
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ページ作成後の管理作業も重要
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1日のスケジュール。サイト管理は1週間のうち3~4日程度
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「無料で始められ、自分のペースで続けられる」のがアフィリエイトのメリット
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■ URL
リンクシェア・ジャパン
http://www.linkshare.ne.jp/
ぷっち・も~る
http://petit-mall.jp/
(甲斐祐樹)
2005/02/17 16:12
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