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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
トレンドマイクロ2月レポート、JS型ウイルス「JS_FORTNIGHT.C」が登場

 トレンドマイクロは4日、2003年2月度の「ウイルス感染被害マンスリーレポート」を発表した。感染報告件数は2,448件で、2003年1月の3,349件より減少した。

 このレポートは、2003年2月1日から28日にかけて、同社サポートセンターに寄せられた問い合わせを元にまとめられたもの。2003年2月度のランキングは、1位「WORM_KLEZ」(先月1位)、2位「VBS_REDROF.A」(同3位)、3位「WORM_OPSERV」(同2位)と上位3種の顔ぶれが同じ結果となった。いずれのウイルスも、被害件数が先月よりも減少している。

 2月度の注目は、5位に初登場したJavaScript型ウイルス「JS_FORTNIGHT.C」だ。これは、2年以上前に報告されているInternet Explorerの脆弱性(Microsoft VMによるActiveXコンポーネントの制御 MS00-075)を悪用したもので、ユーザーが悪意あるWebを閲覧したり、メールを開くと感染する。トレンドマイクロでは、マイクロソフトが提供している修正プログラムを適用することで感染の危険性がほとんどなくなるとしている。


関連情報

URL
  ウイルス感染被害レポート(2003年2月度)
  http://www.trendmicro.com/jp/security/report/report/archive/2003/mvr0302.htm

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(岡田大助)
2003/03/04 17:51
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