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【 2009/12/25 】 【 2009/12/24 】 |
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| NTT Com、FOMAや複数人とテレビ電話が可能な「ドットフォンビジネスV」 | ||||||||||||||||||||
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ドットフォンビジネスVは、専用のアプリケーションをパソコンにインストールすることで、ISPや回線事業者に関わらずパソコン上で050番号でのIPテレビ電話を利用できるサービス。NTTレゾナンドおよびNTTドコモとの連携により提供されるサービスで、2004年10月5日から12月末までトライアルを実施していた。IP電話のプロトコルにはSIPを、音声コーデックにはG.711μを採用する。 ドットフォンビジネスVでは、050番号による音声通話のほか、ドットフォンビジネスV同士や、同社がすでに提供しているサービスの「ドットフォンパーソナル」や「ドットフォンパーソナルV」とのテレビ電話も可能。このほか、ファイルの送受信や共有機能、インスタントメッセージ機能、ドラッグアンドドロップで発信操作が可能なアドレス帳機能などを持つ。 なお、従来のIP電話サービス「OCNドットフォン」やドットフォンパーソナル、ドットフォンパーソナルVを利用し050番号を付与されている状態であっても、ドットフォンビジネスV利用時に新たに050番号が付与される。これについてNTT Comでは「交換機が異なるためナンバーポータビリティに対応できなかった」としている。 また、NTTドコモのFOMA端末と1対1でテレビ電話が利用できる。FOMAのとテレビ電話は、FOMAからの発信の際に電話番号にサブアドレスを付加する必要があるため、2102Vシリーズ以降であれば双方向で問題なく利用できるという。このほか、最大10地点までのドットフォン ビジネスVと同時にテレビ電話による通話が可能な「多地点接続サービス」も用意し、1対複数によるe-ラーニングや、多数でのテレビ電話会議などにも利用できるという。なお、現段階ではFOMA端末から多地点接続サービスに参加は不可能だが、2005年夏頃をめどに対応できるよう開発を進めているという。
ドットフォンビジネスVの提供対象は、OCNの「OCN ADSL セット」「OCN ADSL フレッツ」「OCN 光 Bフレッツ」「OCN 光 withフレッツ」のいずれかのプランを契約しているユーザー。なお、個人向けのドットフォンパーソナルVではソフトウェアのインストール時に回線品質の調査を行なっていたが、ドットフォンビジネスVでは同機能を省略し、導入前にクライアントが利要する回線の品質調査やコンサルティングを行なうという。 料金は、月額料金が1IDにつき3,150円。通話料金が、テレビ電話の場合はドットフォン ビジネスV、ドットフォン パーソナル、ドットフォン パーソナルV同士が無料でFOMAへの発信が1分57.75円。音声通話の場合はドットフォンシリーズおよび無料提携プロバイダーのIP電話が無料で、有料接続プロバイダーと固定電話が3分8.4円、携帯電話が1分18.9円、PHSが1分10.5円のほか1通話ごとに10.5円、国際電話がアメリカの場合で1分9円となる。このほか、多地点接続機能利用時には、参加者それぞれに1分31.5円の利用料が加算される。 動作環境は、OSがWindows XPのみの対応でブラウザがInternet Explorer 6.0SP1以上、CPUがPentium 4 2GHz以上、メモリが256MB以上。また、DiretX 9.0b以上が必要なほか、マイクとスピーカー（またはヘッドセットなど）とWebカメラを用意する必要がある。
■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.ntt.com/release/2005NEWS/0003/0303.html ■ 関連記事 ・ 【CEATEC JAPAN 2004】 NTTグループ3社、FOMAと連携可能な法人向けIPテレビ電話サービス ・ NTT Com、ISPフリーで050番号使用のIP電話「ドットフォンパーソナルV」 （大久保有規彦） 2005/03/03 18:21 |
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