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トレイダーズ証券の金丸社長
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同社事業内容
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トレイダーズ証券は、4月7日に予定する大阪証券取引所の「ヘラクレス」上場に先立って、ブロードバンドコンテンツ配信などの事業戦略発表会を開催した。発表会にはブロードバンドコンテンツに出演するタレントの眞鍋かをりも出席した。
トレイダーズ証券は、「日経225先物・オプション取引」や「外国為替証拠金取引」を中心に、金融知識や資金が豊富な個人投資家を対象にサービスを提供する証券会社。また、自社開発の個人投資家向けデリバティブ取引システムをオンライン証券会社などの金融機関などに提供しており、2004年度末の営業収益(連結)は32億8,394万4,000円を見込んでいるという。
同社の金丸勲代表取締役社長は、「個人向け金融デリバティブ商品は、当社が参入する1999年までほとんど提供されていなかった」とコメント。同社参入以降は、「右肩上がりに成長してきており、UFJ総合研究所の資料では今後も成長が見込まれている」と語った。
また、口座数については証券取引事業と外国為替取引事業を合わせて7,000件程度と「大手オンライン証券と比較すると2桁ほど低い」という。しかし、「1株あたりの収益性が20倍程度あり、預かり資産について月次で2%程度の収益が確保できている」と付け加えた。
金丸社長はトレイダーズ証券グループ全体の基本戦略を述べた上で、同社単体の基本戦略を説明。それによれば、「手数料0円時代に向けた収益構造の強化」「米国で提供されているFirst Moverの国内提供」「メインストリーム型商品のOEM調達による充実」を今後図っていくとしている。
このほか、新規顧客拡大と既存顧客への情報提供の一環として、同社ホームページにてブロードバンドコンテンツ「トレイダーズTV」の配信も4月1日より開始する。視聴は無料で、今後は有料プログラムの配信も検討していくという。
動画の視聴にはWindows Media PlayerもしくはRealPlayerを使用し、配信帯域は未定ながらブロードバンド向けとナローバンド向けのストリーミングおよびダウンロード配信を実施するとしている。
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同社グループ全体の事業戦略図
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同社単体での戦略
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■ 為替取引を解説する眞鍋かをり出演の動画コンテンツも配信
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眞鍋かをり
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事業戦略発表会の会場には、トレイダーズTVの証券取引初心者を対象したコンテンツに出演するタレントの眞鍋かをりが出席した。眞鍋が出演するのは、トレイダーズ証券の奥山泰全取締役から為替取引に関する情報を学ぶ「眞鍋かをりの投資を学べ」という動画コンテンツ。
眞鍋は、自身ではまだ口座を開設していないものの、同番組に出演したことで「24時間取引できる為替取引に魅力を感じた」という。また、「為替取引を通じて、それに関連する政治や世界の動きにも関心が広がり、勉強になりそう」とも語った。
為替取引に関しては、金丸社長から「眞鍋さんというとブログをイメージするわけですが、為替取引に詳しい人もブログを開設しているのでそちらを参考にしてみては?」とアドバイス。これを受けて眞鍋は「運用というと専門家にお願いするイメージが強かったですが、そうしたブログを閲覧して、参考になったサイトにトラックバックしていくのも良いかもしれませんね」と返答していた。
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「眞鍋かをりの投資を学べ」の一場面
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眞鍋は金丸社長などから「勉強熱心で好奇心がある方なので、トレーダーに向いている」と評価を得ていた
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■ URL
トレイダーズ証券
http://www.traderssec.com/
■ 関連記事
・ @nifty、ココログにて眞鍋かをりの日記をブログで公開
(村松健至)
2005/03/30 15:46
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