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【 2009/12/25 】 【 2009/12/24 】 |
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| ガイアックス、オンラインゲームの支援事業を国内外で展開 | ||||||||||||||||||
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ガイアックス コミュニティ事業部の佐別当隆志部長は「オンラインゲームの開発は、Webサイトの構築やユーザーサポート、イベント企画の運営など、開発以外にも想定外の予算が発生する」とオンラインゲーム運営の課題を指摘。「売上の数％をいただくといった成功報酬型にすることで、初期コストがかからない形で運営をサポートする」と述べ、Webサイトやコミュニティサイトの運営、メールマガジン作成やシステム運用といった業務に加え、クレジットカードによる決済やISPポータルの紹介などを行なっていくとした。 支援事業は国内だけでなく海外も対象とする方針。佐別当氏は「海外展開の支援がこの事業のメインと位置付けている」と前置いた上で、「ガイアックスでは韓国からアバターやメッセンジャーのライセンスを購入して日本にカスタマイズしている関係から、米国や韓国など海外に提携先も多い。国内から海外への展開だけだなく、海外から国内への展開も積極的に支援していく」と語った。 支援事業はガイアックスがライセンスを獲得して販売する以外に、国内ISPや海外提携先との紹介といった支援も進めていく。佐別当氏は「韓国ではパブリッシャーの力が強く、10人程度の人数でもゲームを開発できるが、それを日本に展開するのは難しい。ガイアックスは韓国にも現地法人があり、ライセンスやゲームの紹介以外にも日本でのローカルカスタマイズ、新しい課金システムやビジネスモデルまで幅広く支援できる」と自信を示した。 このほか、ゲーム開発そのものの支援事業も展開する予定。ゲームエンジンやモデリングデータなどをミドルウェアとして提供するほか、負荷テストやサーバー監視ツール、管理ツールなども用意する。佐別当氏は「ゲーム開発会社からは、マーケティングの経験がなくてビジネスモデルを構築できないという声も多くいただいている」とコメント、ガイアックスのコミュニティ運営の実績を活かし、アイテムやアバター課金といったビジネスモデルの構築も支援していくとした。
■ プロジェクト EGGのハンゲーム展開で会員倍増を見込む
プロジェクト EGGは、1980年代のPCゲームを中心に配信するサービスで、4月2日付でガイアックスがボーステックより事業譲渡を受けている。配信タイトルはアートディンク、エンターブレイン、ゲームアーツ、日本ファルコムなど30社250タイトル以上で、有料会員数は現在約1万人程度という。 プロジェクト EGGはすでに@niftyやgooともマーケティングパートナーとして提携しており、今回のハンゲームとの提携もこれに続くもの。また、ガイアックスとNHN JappanはMMORPG「M2 ～神甲演義～」「ストーンエイジ」でも提携しており、プロジェクト EGGは第3弾の提携となる。 今回の提携を受けて、4月下旬からはハンゲームでプロジェクト EGGのゲームが利用できるようになる。運用はガイアックスが行ない、マーケティング面をNHN Japanが担当。ハンゲーム内のゲーム専用通貨「ハンコイン」にも対応するほか、ハンゲーム用の新しい料金プランも投入予定という。 佐別当氏は今回の提携について「1,000万会員を誇るハンゲームとの提携で現状の会員数の2倍を目指す」とコメント。「プロジェクト EGGはクレジットカード課金のために対象ユーザーは20代後半から30代が中心だったが、ハンコインに対応することで10代の若い層やレトロゲームを遊んでいない世代にもプロジェクト EGGを楽しんで欲しい」と語った。
■ ＵＲＬ ガイアックス http://www.gaiax.co.jp/ NHN Japan http://www.nhncorp.jp/ ハンゲーム http://www.hangame.co.jp/ ■ 関連記事 ・ ガイアックス、「プロジェクト EGG」「ストーンエイジ」運営権を取得 （甲斐祐樹） 2005/04/12 15:11 |
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