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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
@nifty、迷惑メール振り分けや送信ドメイン認証など迷惑メール対策強化

 @niftyは、同社会員を対象に「未登録アドレスブロック」や「送信ドメイン認証対応」などといった迷惑メール対策の強化を4月26日より順次実施する。

 4月26日に実施される迷惑メール対策は、「未登録アドレスブロック」と「迷惑メール通報機能」。未登録アドレスブロックは、アドレスブックや許可リストに登録されていないメールアドレスからのメールをWebメール専用のフォルダに振り分ける無料のサービス。登録メールアドレス以外からのメールを破棄する設定も可能だという。また、迷惑メール通報機能は、Webメールで受信した迷惑メールを@niftyに通報できる機能で、通報されたメールは同社の迷惑メール対策向上に活用していくという。

 加えて、5月11日には送信ドメイン認証にも対応する。送信ドメイン認証は、「Sender ID」と「Domain Keys」を使用してメールの送信元を検証するもの。同社ではこれにより@nifty会員からメールを受信したサーバーがIPアドレスおよびドメインの検証が可能になり、@nifty会員のアドレスが詐称されにくくなることから、迷惑メール送信の抑制に繋がるとしている。

 なお、@niftyが同社会員を対象に2005年2月に実施した調査では81.9%が迷惑メールを受信していると回答したという。このうち、1日11通以上受信すると回答した割合は12.4%と、2004年3月の調査から倍増した。同社では、2004年5月に「迷惑メール対策ポリシー」を制定、さらに今回実施する対策により「効果的な迷惑メール対策が実施できるようになる」と考えているという。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://news.nifty.co.jp/niftynews/2005/04/nifty_e818.html
  関連記事:ニフティが「迷惑メール対策ポリシー」制定、受発信制限も検討[INTERNET Watch]
  http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2004/05/11/3049.html

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(村松健至)
2005/04/19 12:08
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