エキサイトは9日、韓国人女優チェ・ジウの写真集・DVDセット「チェ・ジウ トレジャーボックス 『Jiwoo Travel in Diary』」を7月下旬より発売することを発表した。価格は12,000円。都内のホテルで開催された記者会見には来日中のチェ・ジウ本人も出席し、見どころなどをPRした。
■ イタリア、南アフリカ、キューバなど世界各国で撮影
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チェ・ジウ
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「チェ・ジウ トレジャーボックス 『Jiwoo Travel in Diary』」は、韓国ドラマ「冬のソナタ」のヒロイン役で知られるチェ・ジウのイメージDVDと写真集、オリジナルグッズのセット。チェ・ジウが子供のころより憧れていた映画の舞台を訪れるという内容で、イタリア・南アフリカ共和国・キューバなどで撮影を行なっている。
今作の発売にあたってエキサイトは、同ボックスの日本国内販売権を韓国Yedang Entertainment Companyより獲得した。記者会見も、Yedang Entertainment Companyとイェダン・ジャパン、そしてエキサイトの3社共同による製作発表として実施された。
すでにエキサイトのWebサイトでは7月下旬の発売に先駆け、先行予約の受付を開始した。今後は特設サイトを通じ、サンプル映像や記者会見の模様を配信する計画だが、具体的なスケジュールについては調整中としている。
■ 「悲劇のヒロインではない、自然な私を見てもらえる作品」
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今後は、ファンと直接触れ合える機会も積極的に設けたいという
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報道陣からの質問にも直接答えた
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報道陣のカメラが取り巻く中、会場に姿をあらわしたチェ・ジウは「こんにちは。久しぶりにお会いできて嬉しいです」と日本語で挨拶。その後は韓国語で「このように温かく迎えていただき、撮影の疲れがすべてとれたようです」と続け、参加者の歓待に感謝の意を示した。
司会者との一問一答の中では、撮影秘話を披露。厳しいスケジュールの中にもかかわらず、約40日間に渡って続いた撮影は困難な極めた様子で「ドラマ20回分を撮影するよりも大変だった」と振り返っている。航空機による移動時間も合計147時間におよび「おそらく世界一周くらいしているのでは?」と冗談交じりに語った。
さらにローマでのロケーション中には、ローマ法王が死去する事態にも遭遇。冥福を祈る意味で撮影を中断することになったという。その一方で、南アフリカで目にした澄み切った空なども印象に残っていると語った。
作品全般についてもチェ・ジウは「ちょっと頑張りすぎかなと思えるくらい力を入れた。(作品タイトルの通り)旅行する中での日記という形式で私の子供時代、現在、そしてこれからの夢を盛り込んでいるので、是非見てほしい」とコメント。加えて「今後は演技だけでなく、ファンの皆様に直接お目にかかる機会を多く設けていきたい」とまとめた。
記者会見では、報道陣からの質問に答える時間も設けられた。その中で作品の見どころについても「私に対しては(出演作品の影響で)悲劇のヒロインというイメージを皆さんお持ちかもしれない。だが今回は、なるべく自然な私を見てもらえるように頑張った」と補足。今までにない自然体の姿を見てほしいとアピールした。
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大勢の報道陣の前に姿を見せたチェ・ジウ
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疲れた様子も見せず会見に列席した
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会見終了後の取材にも多数の報道陣が押し寄せた
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取材に笑顔で対応するチェ・ジウ
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■ 「エキサイトは今後もチェ・ジウをサポートしていきたい」
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エキサイトの山村幸広代表取締役社長
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チェ・ジウの会見に先立って、エキサイトの代表取締役社長である山村幸広氏が挨拶した。「非常にクォリティの高い作品に仕上がった」「エキサイトのメインユーザーである30代女性にアピールできる作品」と、作品の質の高さに自信を見せており、「今後もYedangと協力して、チェ・ジウの日本国内での活動をサポートしていきたい」とまとめた。
チェ・ジウが所属するプロダクションであるYedang Entertainment Companyからは代表取締役社長のビョン・デュン氏が登壇し、作品の製作経緯を説明。「ファンからの声援にどのように応えるか様々な検討を重ねたが、『最高の作品』をファンにプレゼントすることが一番だという結論に至った」と話し、約40日という時間、300万ドルという制作費をかけてじっくりと練り上げた作品であることを強調した。
■ URL
チェ・ジウ トレジャーボックス 「Jiwoo Travel in Diary」
http://jiwoo.excite.co.jp/
エキサイト
http://www.excite.co.jp/
(森田秀一)
2005/05/09 19:06
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