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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
家電やAV機器をネットワーク対応機器とする極小デバイスサーバー

 日本ラントロニクスは、100BASE-TX/10BASE-Tポートなどに使われるRJ-45タイプコネクタのサイズに、シリアルデータをイーサネットに変換するハードウェアおよびソフトウェアを内蔵した組み込み用のデバイスサーバー「XPort」を発表した。単体のサンプル価格は9,800円。

 「XPort」は、シリアルポートを持った機器に内蔵することにより、そのままネットワークから制御可能な機器にするというもの。家電やAV機器をはじめ、あらゆる機器を容易にネットワーク機器とすることができるという。

 内部にはCPU、512kBのフラッシュメモリと256kBのRAM、イーサネットチップが搭載され、同社独自のOS、TCP/IPプロトコルスタック、Webサーバー、メール送信モジュールなどの内蔵用ソフトウェアも用意される。そのためXPortのソフトウェアのカスタマイズや内蔵機器の制御ソフトウェアの変更も最小限で済むという。

 本体のインターフェイスは、100BASE-TX/10BASE-TポートとC-MOSレベルのシリアルポート。電源は3.3Vで100BASE-TX動作時の消費電力は210mA、サイズは14.5×33.9×18.25mm(幅×奥行×高)となっている。

 販売は同社の代理店から行なわれ、XPortに外付け回路を加えてRS-233Cのシリアルポートと電源を装備、すぐに評価試験が行なえるようにした評価ボードも49,800円で用意される。


関連情報

URL
  製品情報(XPort)
  http://www.lantronix.com/lang/jp/products/d_xport.html
  日本ラントロニクス
  http://www.lantronix.com/lang/jp/


(正田拓也)
2003/03/13 18:49
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