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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
東芝、垂直磁気記録方式HDDを採用した「gigabeat F41」など3製品

gigabeat F41
 東芝は、1.8型のHDDを内蔵したポータブルオーディオプレーヤー「gigabeat F」シリーズの新製品として、垂直磁気記録方式HDDを採用した40GB容量の「gigabeat F41(MEGF41)」を6月下旬に発売する。オープンプライスで、同社直販サイトの価格は44,800円。また、20GBの「gigabeat F21(MEGF21)」、10GBの「gigabeat F11(MEGF11)」も5月20日より順次発売され、直販サイト価格はF21が36,800円、F11が32,800円。

 gigabeat F41は、東芝が2004年12月に開発した「垂直磁気記録方式HDD」を採用したポータブルオーディオプレーヤー。同HDDの採用により、本体サイズが63×106×16mm(幅×奥行×高)、重量が約160gと、同社の従来モデル「gigabeat F40」より厚みが3mm薄くなり、重量も10gの軽量化が図られ、同時発表された下位モデル「gigabeat F11/21」と同サイズ同重量を実現した。

 gigabeat F21/11では、これまで上位モデルのみに搭載されていた「フォトビュワーモード」や「画面スタイル設定」機能を新たに搭載。フォトビュワーモードは、デジタルカメラで撮影した画像などを付属ソフトウェア「gigabeat room」をインストールしたパソコンを通じて、gigabeatに転送して画面に表示ができる機能。一方、画面スタイル設定では、画面デザインや画面表示の方向設定、表示フォントやジャケット画像のサイズ変更などができる。なお、両機能は今回発表されたgigabeat F41にも搭載されるほか、既存モデルである「gigabeat F60/20/10」向けにも5月末をめどにファームウェアにより提供される。

 gigabeat F41/21/11の共通仕様としては、音楽フォーマットとしてWMA/MP3/WAVをサポート。加えて、著作権保護技術「Windows Media DRM」に対応し、同技術を利用する音楽ダウンロードサービスで購入した楽曲も本体に転送できる。最大収録時間はビットレートが128kbpsの場合で、F41が約664時間、F21が約332時間、F11が約166時間。また、内蔵リチウムイオン充電池の連続再生時間は、3機種ともに約16時間。

 機能面では、別売オプションのUSBクレードル「MEGBCS13」を併用して、ボタン1つでパソコンに入れた音楽CDをgigabeatに取り込める「RipRec」機能や、パソコンに追加した音楽データと同期できる「Sync」を備える。

 本体液晶には最大解像度240×320ドットの2.2型QVGAカラー液晶を、操作部には十字型のタッチセンサー「プラスタッチ」を搭載する。このほか、3Dヘッドホンサラウンドシステム「SRS WOW」や29種類のイコライザなどを装備した。

 本体端子は、ヘッドフォン端子とUSB 2.0/1.1に対応したUSBポートを搭載。本体同梱品として、ヘッドフォンやUSBケーブル、ACアダプタ、電源ケーブルなどが付属する。なお、本体カラーはgigabeat F41がシャンパンシルバーの1種類、gigabeat F21がシルバーとブラックの2種類、gigabeat F11がホワイトとライム、オレンジの3種類をそれぞれ用意する。


gigabeat F21 gigabeat F11

関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.toshiba.co.jp/about/press/2005_05/pr_j1601.htm
  関連記事:東芝、容量80GBの1.8インチHDDを開発[PC Watch]
  http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/1214/toshiba.htm

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(村松健至)
2005/05/16 16:57
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