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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
NTT東日本、「WBC V110M」の不具合に新ファームウェアで対応予定

 NTT東日本は、ひかり電話に対応したIP電話機能搭載ルータ「WBC V110M」におけるひかり電話が利用できなくなる不具合について、新ファームウェアの適用で対応すると発表した。新ファームウェアは5月27日に公開する予定。

 WBC V110Mの不具合は、4月18日に公開したファームウェア「Ver.1.1.0」を適用するとひかり電話の発着信ができなくなる場合があるというもの。本体ソフトウェアの不具合が原因で、PPPoEマルチセッション利用時に本体電源が強制切断された場合に約5分以内に再起動した場合、シングルセッション時に約5分以内に2回繰り返して電源が強制切断された場合に発生するという。

 不具合の対象機種は、NTT東日本がレンタル提供している約2,500台で、5月24日までに13件のユーザー申告が確認されている。NTT東日本では、本不具合に対応したファームウェアを5月27日より同社Webサイトにて公開する予定だ。また、ファームウェアを公開までの対策として、不具合が発生した場合に本体の電源を切断し、5分以上経過してから再起動する方法を案内している。

 なお、NTT西日本ではNTT西日本エリアから同不具合の申告がないため、ファームウェア更新などの対応は未定だという。

[UPDATE]
 NTT西日本は、同不具合に対応したファームウェアを5月27日より公開する予定だという。WBC V110Mのユーザーに対しては、個別に同不具合の報告を行なったほか、ファームウェアの公開を告知するとしている。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.ntt-east.co.jp/release/0505/050525.html
  WBC V110M ファームウェア情報
  http://www.ntt-east.co.jp/ced/support/version/broadband/v110m/index.html

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(大久保有規彦)
2005/05/25 15:21
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