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Metalink、MIMO技術に対応したIEEE 802.11a互換のシングルチップRF
MtW8150
イスラエルのMetalink社は31日、MIMO(Multi-Input Multi-Output)技術に対応したシングルチップのRF「MtW8150」を発表した。現在サンプル出荷中で、2005年第3四半期に正式リリースを予定する。サンプル出荷価格は非公表。
MtW8150は、同社の無線LANファミリー「WLANPlus」として初めて市場に投入されるMIMO対応製品。5GHz帯で動作し、IEEE 802.11aとの互換性を確保したという。このため同社では、2.4GHz帯を使用したIEEE 802.11g互換のMIMO製品と比較して、Bluetoothや電子レンジなどといった製品からの干渉を受けないとした。
また、日本国内では規制上利用できないが40MHzのチャネル結合にも対応し、2倍の通信スループットも実現できるという。加えて、2台以上の機器をカスケード接続して、4対4のMIMO通信も可能になるとしている。
同社では、2005年第3四半期にはMIMO対応のベースバンドとMACを搭載する「MtW8170」のサンプル出荷を予定する。同製品では理論値で最大200Mbpsの通信が可能なほか、IEEE 802.11e準拠のQoS、IEEE 802.11i準拠の無線LANセキュリティ、チャネル結合をサポートするという。ただし、MtW8170では4対4の通信には対応しない。
現在、同社はMtW8150をパートナーに対してサンプル出荷中で、2005年第3四半期に量産化を予定する。MtW8150はMtW8170との組み合わせのほか、パートナーが開発したベースバンドとの利用も可能だという。
MtW8170に関しては同社では、家庭向けマルチメディア製品やホームゲートウェイといったエンドユーザー向け製品の利用を想定。一方、RFであるMtW8150が他社製品に組み込まれて競合製品が登場する可能性もあるが、「当社は製品戦略として完全なプロダクトソリューションを考えており、競合製品が登場しても構わない」としている。
MtW8150の構成図
MtW8150の特徴
Metalinkのバリー・ボリンスキー副社長
MtW8150の発表に合わせて、Metalinkでは記者説明会を開催した。説明会に出席した、同社家庭用ブロードバンド製品担当アソシエイト副社長のバリー・ボリンスキー氏は、同社が考える今後のホームネットワークのあり方を説明し、「PCやデジタル家電の融合が進んでいき、新しいコンテンツやアプリケーションが登場するのではないか」と今後の見通しを示した。
そして、「家庭内では現在より高速なスループットが必要になり、HDTVの配信やホームネットワーク内のファイル転送などを考えると、実効スループットで60Mbps以上、最低でも40Mbps以上の確保が必要になる」とコメント。加えて、通信距離に関しては「こうしたスループットを最低20mの距離で維持しなければならない」と考えているという。
その上で、バリー副社長は「MtW8150では通信距離が20mの場合で、チャネル結合したケースで60Mbps前後、結合しない場合で40Mbps前後のスループットを計測した」と述べた。また、MtW8150について同氏は、「現在提出されているIEEE 802.11nの提案にすべて準拠しているため、規格策定中ではあるがIEEE 802.11nに準拠した製品である」と説明した。
同社は、IEEE 802.11nの規格策定において、Atherosやソニーなどが参加する「TGn Sync」に所属する。同グループへの参加について同氏は「日本の家電メーカーも多く参加しているグループで、マルチメディアなどといった家庭向けアプリケーションに軸足をおいているため」と理由を述べた。一方、策定に関してはAirgoやBroadcomが参加する「WWiSE」も存在するが、「技術的な差異はそれほど大きくなく、将来的には両者の提案が収束・融合して、規格が標準化されるのではないか」と自身の考え方を示した。
なお、同社では日本国内を含むVDSL市場に主に製品を出荷してきたが、「MtW8150の発表は、無線LAN市場に参入する意思表明でもある」として、今後も継続的に無線LAN製品を提供していくという。また、VDSL製品については、上下最大100Mbpsの通信が可能な製品の投入を予定するとしている。
家庭までのアクセス回線や、家庭内の配信に必要な通信速度について
IEEE 802.11aとの通信距離におけるスループット比較
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URL
Metalink
http://www.metalinkbb.com/site/app_jp/homepage.asp
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(村松健至)
2005/05/31 14:50
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