追加機能では、新たに著作権保護技術「Windows Media DRM 10」に対応し、パソコンに保存されたDRM対応コンテンツが再生できる。また、DLNA(Digital Living Network Alliance)への対応を予定しており、ネットワークに対応したデジタル家電などとの連携が可能になる。なお、連携可能な機器については後日公開予定だという。このほか、音声コーデックではWindows Media Audio 9 Professional (WMA9 Pro)に対応し、WMA9 Proを使用したWMV HDコンテンツの再生が可能なほか、DivXファイル再生時の縦横比のくずれを調整する「AR2機能」を新たに搭載する。
従来からの機能では、ハードウェア面ではデコーダチップにSigma Designs社の「EM8620L」を採用。本体前面にUSB 2.0×1ポートを搭載し、マスストレージクラス対応のUSBストレージ製品やデジタルカメラなどに保存されたファイルの再生が可能。このほか、同社のLAN接続HDD「LANDISK」に保存されたファイルを、パソコンを介さずにネットワーク経由で再生できる。また、サーバーソフト「AVeL Link Advanced Server」を利用すれば同社テレビキャプチャ製品に付属するテレビキャプチャソフト「mAgicTV」との連携が可能で、番組予約やWOL(Wake On Lan)対応パソコンの起動ができる。
インターフェイスは、10BASE-T/100BASE-TX×1ポートのほか、映像出力端子は、D4×1、S2映像×1、コンポジット×1を、音声出力端子は光デジタル×1、同軸デジタル×1、アナログ×2を装備。また、AVLP2/DVDG-2はDVI-I端子も装備する。本体サイズは430×291×55mm(幅×奥行×高)で、重量は約3.5kg。対応OSは、Windows XP/Me/2000/98SEおよびMacOS X 10.3以降となる。