導入費用の高さやサービス提供エリアの問題などから、ADSLほどの普及には至っていないFTTHサービス。しかしながら最近は数万円の初期費用が無料になるキャンペーンや対応プランの低価格化など、導入への壁は次第に低くなってきている。今回はFTTHの代表的なプランを中心に比較を行なった。
■ FTTHサービスの概要
ADSLを上回る圧倒的パフォーマンスで、次世代のアクセス方法の主流と見られるのがFTTHだ。高速通信が可能な光ファイバを実際にユーザー宅または付近まで引き込むため、上り下りともに最大100Mbpsの通信が行なえる。
サービスエリアは大都市中心など非常に限定される。ただし各地方の主要都市周辺では地域系事業者がサービスを展開している事例も多く、特に西日本エリアでは価格競争を含めて新規ユーザーの獲得競争は激しい。
FTTHサービスはADSLと比較して、光ファイバをユーザー宅まで引き込むタイプだけでなく、集合住宅構内はVDSLで分岐するタイプなど、サービスメニューが多岐に渡る。今回はこの中で上下とも最大100Mbpsの個人向けサービスに焦点をあて、ユーザー宅内の終端まで光ファイバを通すプランに限定して比較を行なった。集合住宅向けサービスは一個人の意志では導入が難しいこともあり、ここでは割愛している。
NTT東日本および西日本が全国的に展開しているFTTHサービスが「Bフレッツ」だ。個人向けサービスではNTT東が「ニューファミリータイプ」、NTT西が「ファミリー100タイプ」と異なるプランを提供している。いずれも光ファイバを近隣の住宅と共有して利用するタイプだが、周辺のユーザー数次第で共有の状況が変わってくるため、まだ普及率の低い現在であれば事実上回線を占有できる可能性もある。また、光ファイバを1ユーザーで占有できるベーシックタイプもあるが、月額料金が回線のみで9,000円と高額だ。そのため今回の比較ではニューファミリー、ファミリー100のみを取り上げている。
月額料金はニューファミリータイプが4,500円、ファミリー100タイプが4,300円となり、フレッツ・ADSLとは逆にNTT西が200円安い。なお、実際の利用に当たっては、フレッツ・ADSLと同様にプロバイダーとの契約が別途必要になる。
有線放送で知られる有線ブロードネットワークス(USEN)の個人向けFTTHサービスが「BROAD-GATE 01」だ。ISPサービスと回線をUSENが一括して提供し、月額4,800円のプランを中心に、集合住宅向けの割引プランなどが充実している。また、2003年3月からはSo-netと提携、So-net会員向けのFTTHサービスも開始した。IP電話サービスも早くから「GATE CALL」として取り組んでいるほか、コンテンツ配信サービス「ShowTime」と連動した会員向けの動画配信サービスなども特徴だ。サービス提供エリアは北海道、宮城県、東京都、神奈川県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、広島県、福岡県で、都市部を中心に都道府県単位では幅広く提供している。
電力系事業者が運営するFTTHサービスも多い。東京電力は東京23区を中心に「TEPCOひかり」を提供している。こちらはFTTH回線をプロバイダーに提供するホールセール形式で、ADSL事業者でいえばイー・アクセス、アッカ・ネットワークスなどと同形態のサービスだ。サービス提供エリアは東京23区、武蔵野市、三鷹市など東京エリアが中心となる。
一方、関西電力系のケイ・オプティコムはFTTH回線やISPサービスを大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、和歌山県、滋賀県の関西エリアで提供している。FTTHサービスとしては一戸建て向けのFTTHサービス「eoホームファイバー」、集合住宅向けの「eoメガファイバー」などを提供するほか、FTTH以外にもPHSを利用したデータ通信サービス「eo64エア」などサービスメニューは非常に多彩。最近ではイー・アクセス、フレッツ・ADSLに対応したADSLサービスも新たに加わった。
また、中国電力グループの中国システムサービスは「MEGA EGG」、中部電力は「commuf@(コミュファ)」、九州電力系列の九州通信ネットワーク(QTNet)は「BBIQ」をそれぞれ地域向けに提供している。いずれもケイ・オプティコムと同様にISP、回線を一括提供する形態だが、中部電力では4月16日からプロバイダー向けにFTTH回線をホールセールする「アクセスコミュファ」を開始。現在のところBIGLOBEとSo-netが対応している。また、BBIQはIP電話サービス「BBIQフォン」を2002年8月に試験サービスとして開始、同年12月には正式サービスを開始している。
関連記事:FTTH事業者リンク集
http://bb.watch.impress.co.jp/link/hikari.htm
■ 初期費用、月額料金を徹底比較
さて、FTTHサービスでもADSLと同様に月額料金の比較を行なった。前述の通り、ここでは上下とも最大100Mbpsで個人が引き込み可能なサービスのうち代表的なものを列挙している。
NTT東日本 |
プロバイダー名 |
初期費用 |
月額費用 |
契約料 |
基本工事費 |
初期費用合計 |
ISP |
回線 |
回線終端装置 |
屋内配線利用料 |
月額費用合計 |
@nifty |
800円 |
27,100円 |
27,900円 |
2,000円 |
4,500円 |
900円 |
200円 |
7,600円 |
BIGLOBE |
2,000円 |
7,600円 |
ぷらら |
1,500円 |
7,100円 |
WAKWAK |
1,480円 |
7,080円 |
ASAHIネット |
1,400円 |
7,000円 |
BB.excite |
500円 |
6,100円 |
|
NTT西日本 |
プロバイダー名 |
初期費用 |
月額費用 |
契約料 |
基本工事費 |
初期費用合計 |
ISP |
回線 |
回線終端装置 |
屋内配線利用料 |
月額費用合計 |
@nifty |
800円 |
27,100円 |
27,900円 |
2,000円 |
4,300円 |
900円 |
200円 |
7,400円 |
BIGLOBE |
2,000円 |
7,400円 |
ぷらら |
1,500円 |
6,900円 |
WAKWAK |
1,480円 |
6,880円 |
ASAHIネット |
1,400円 |
6,800円 |
BB.excite |
500円 |
5,900円 |
|
東京電力(TEPCOひかり) |
プロバイダー名 |
初期費用 |
月額費用 |
開通事務手数料 |
回線工事費 |
初期費用合計 |
ISP・回線 |
回線終端装置 |
月額費用合計 |
@nifty |
4,500円 |
27,000円 |
31,500円 |
6,900円 |
900円 |
7,800円 |
BIGLOBE |
4,500円 |
31,500円 |
6,900円 |
7,800円 |
POINT(旧TTNet) |
2,000円 |
29,000円 |
5,780円 |
6,680円 |
ASAHIネット |
4,500円 |
31,500円 |
5,900円 |
6,800円 |
スピードネット |
3,000円 |
30,000円 |
5,580円 |
6,480円 |
|
USEN |
プロバイダー名 |
初期費用 |
月額費用 |
契約事務手数料 |
工事費用 |
初期費用合計 |
ISP・回線 |
回線終端装置 |
月額費用合計 |
BROAD-GATE 01 Type E |
3,000円 |
30,000円 |
33,000円 |
4,800円 |
900円 |
5,700円 |
|
ケイ・オプティコム |
プロバイダー名 |
初期費用 |
月額費用 |
|
契約事務手数料 |
標準工事費 |
初期費用合計 |
ISP・回線 |
端末設備使用料 |
月額費用合計 |
eoホームファイバー |
3,000円 |
27,000円 |
30,000円 |
5,500円 |
500円 |
6,000円 |
|
中部電力(コミュファ) |
プロバイダー名 |
初期費用 |
月額費用 |
標準工事費 |
初期費用合計 |
ISP |
回線 |
回線終端装置 |
屋内配線利用料 |
月額費用合計 |
コミュファ・ホーム スタンダード |
25,000円 |
25,000円 |
6,500円 |
6,500円 |
アクセスコミュファ(So-net) |
2,000円 |
2,900円 |
900円 |
200円 |
6,000円 |
アクセスコミュファ(BIGLOBE) |
2,400円 |
6,400円 |
|
CIS(MEGA EGG) |
プロバイダー名 |
初期費用 |
月額費用 |
契約事務手数料 |
標準工事費 |
初期費用合計 |
ISP・回線 |
回線終端装置 |
屋内配線利用料 |
月額費用合計 |
EGGファイバー スタンダード |
3,000円 |
27,000円 |
30,000円 |
5,400円 |
900円 |
200円 |
6,500円 |
|
QTNet(BBIQ) |
プロバイダー名 |
初期費用 |
月額費用 |
標準工事費 |
初期費用合計 |
ISP・回線 |
回線終端装置 |
月額費用合計 |
BBIQ |
24,600円 |
24,600円 |
4,600円 |
900円 |
5,500円 |
表を一覧して目につくのはやはり初期費用だろう。どのサービスも共通して3万円前後が必要になる。基本工事費がADSLと比較して高額なのは、ユーザー宅付近までケーブル引き込み工事などが必要になるためだ。
続いて月額費用を比較してみよう。NTT東西のBフレッツでは、プロバイダーの料金はADSLとさほど変わらないものの、月額総費用は7,000円台が中心となる。ただし、フレッツ・ADSLで最安値だったBB.exciteはここでも月額500円の低価格でサービスを提供。メールアカウントが別になるとはいえ、月額総費用がNTT東で6,100円、NTT西で5,900円という価格はBフレッツ対応プランの中でも破格で、他のFTTHサービスとも引けをとらない。低価格ゆえに品質を心配する声もありそうだが、BB.exciteではバックボーンはインターネットイニシアティブ(IIJ)を採用、高品質を謳っている。
TEPCOひかりも対応プロバイダーによってバラツキがあり、@nifty、BIGLOBEのTEPCOひかり対応プランは7,800円とBフレッツ対応プランよりも高い。TEPCOひかりで最安値となるスピードネットの月額総費用6,680円と比較すると、プロバイダーによっては1,000円以上の差が開いている。
全体的に低価格なのが西日本エリアだ。NTT西が東に比べて200円安くサービスを提供しているほか、電力系事業者が6,000円台でサービスを提供。中でもBBIQは今回取り上げたサービス中最安値の5,500円でサービスを利用できる。また、中部電力系のコミュファでは他サービスと同程度のサービス内容となるスタンダードプランを取り上げたものの、メールアカウントおよび端末接続数が1に限定されているエコノミープランは月額料金が5,800円、ホールセール形式の「アクセスコミュファ」に対応したSo-netのプランは6,000円とより安価だ。
USENのBROAD-GATE 01はISP料金を含んだ月額料金が4,800円で、回線終端装置のレンタル料金を含んだ月額総費用は5,700円。東日本エリアで利用できるFTTHサービスでは最安値で、総合でもBBIQの5,500円に次ぐ低価格だ。ただし、BB.exciteのBフレッツ対応プランと同様にメールアカウントはオプションサービスで、追加して300円が必要になる。
■ キャンペーンの適用で数万円の割引が
ADSL同様、FTTHでもキャンペーンを適用した年額総費用を試算した。
NTT東日本 |
プロバイダー名 |
年額費用 |
キャンペーン割引分 |
実質年額費用 |
総計 |
初期費用 |
月額費用総額 |
合計 |
@nifty |
119,100円 |
27,100円 |
6,000円 |
86,000円 |
工事費無料、ISP料金3カ月無料 |
BIGLOBE |
119,100円 |
27,100円 |
12,000円 |
80,000円 |
工事費無料、ISP料金6カ月無料 |
ぷらら |
113,100円 |
27,100円 |
7,500円 |
78,500円 |
工事費無料、ISP料金5カ月無料 |
WAKWAK |
112,860円 |
27,100円 |
4,440円 |
81,320円 |
工事費無料、ISP料金3カ月無料 |
ASAHIネット |
111,900円 |
27,100円 |
3,800円 |
81,000円 |
工事費無料、ISP料金4カ月450円(950円引き) |
BB.excite |
101,100円 |
27,100円 |
4,000円 |
70,000円 |
工事費無料、ISP料金2003年内無料(5月に開通と仮定) |
|
NTT西日本 |
プロバイダー名 |
年額費用 |
キャンペーン割引分 |
実質年額費用 |
総計 |
初期費用 |
月額費用総額 |
合計 |
@nifty |
116,700円 |
27,100円 |
15,000円 |
74,600円 |
工事費無料、回線料金3カ月3,000円引き、ISP料金3カ月無料 |
BIGLOBE |
116,700円 |
27,100円 |
21,000円 |
68,600円 |
工事費無料、回線料金3カ月3,000円引き、ISP料金6カ月無料 |
ぷらら |
110,700円 |
27,100円 |
16,500円 |
67,100円 |
工事費無料、回線料金3カ月3,000円引き、ISP料金5カ月無料 |
WAKWAK |
110,460円 |
27,100円 |
13,440円 |
69,920円 |
工事費無料、回線料金3カ月3,000円引き、ISP料金3カ月無料 |
ASAHIネット |
109,500円 |
27,100円 |
12,800円 |
69,600円 |
工事費無料、回線料金3カ月3,000円引き、ISP料金4カ月450円(950円引き) |
BB.excite |
98,700円 |
27,100円 |
13,000円 |
58,600円 |
工事費無料、回線料金3カ月3,000円引き、ISP料金2003年内無料(5月に開通と仮定) |
|
東京電力(TEPCOひかり) |
プロバイダー名 |
年額費用 |
キャンペーン割引分 |
実質年額費用 |
総計 |
初期費用 |
月額費用総額 |
合計 |
@nifty |
125,100円 |
31,500円 |
23,400円 |
70,200円 |
初期費用無料、月額料金(回線終端装置含む)3カ月無料 |
BIGLOBE |
125,100円 |
31,500円 |
20,700円 |
72,900円 |
初期費用無料、月額基本料金7月まで無料(5月に開通と仮定) |
ASAHIネット |
113,100円 |
31,500円 |
20,400円 |
61,200円 |
初期費用無料、月額料金(回線終端装置含む)3カ月無料 |
POINT |
109,160円 |
29,000円 |
0円 |
80,160円 |
初期費用無料 |
スピードネット |
107,760円 |
30,000円 |
0円 |
77,760円 |
初期費用無料、 |
|
USEN |
プロバイダー名 |
年額費用 |
キャンペーン割引分 |
実質年額費用 |
総計 |
初期費用 |
月額費用総額 |
合計 |
BROAD-GATE 01 Type E |
101,400円 |
18,000円 |
0円 |
83,400円 |
初期費用最大18,000円引き |
|
ケイ・オプティコム |
プロバイダー名 |
年額費用 |
キャンペーン割引分 |
実質年額費用 |
総計 |
初期費用 |
月額費用総額 |
合計 |
eoホームファイバー |
102,000円 |
3,000円 |
12,000円 |
87,000円 |
契約事務手数料無料、月額料金6カ月間4,000円(2,000円引き) |
|
中部電力(コミュファ) |
プロバイダー名 |
年額費用 |
キャンペーン割引分 |
実質年額費用 |
総計 |
初期費用 |
月額費用総額 |
合計 |
コミュファ・ホーム スタンダード |
116,200円 |
20,000円 |
6,500円 |
89,700円 |
初期費用20,000円引き、月額料金1カ月無料 |
アクセスコミュファ(So-net) |
97,000円 |
20,000円 |
14,700円 |
62,300円 |
初期費用20,000円引き、回線・ISP料金3カ月無料 |
アクセスコミュファ(BIGLOBE) |
101,800円 |
20,000円 |
23,100円 |
58,700円 |
初期費用20,000円引き、回線料金3カ月無料、ISP料金6カ月2,000円引き |
|
CIS(MEGA EGG) |
プロバイダー名 |
年額費用 |
キャンペーン割引分 |
実質年額費用 |
総計 |
初期費用 |
月額費用総額 |
合計 |
EGGファイバー スタンダード |
108,000円 |
15,000円 |
0円 |
93,000円 |
初期費用半額 |
|
|
|
|
|
QTNet(BBIQ) |
プロバイダー名 |
年額費用 |
キャンペーン割引分 |
実質年額費用 |
総計 |
初期費用 |
月額費用総額 |
合計 |
BBIQ |
90,600円 |
12,300円 |
0円 |
78,300円 |
初期費用半額 |
今回取り上げたFTTHサービスのほとんどが基本工事費の無料または割引キャンペーンなどを実施している。つまり基本工事費の高さに躊躇してFTTH導入に踏み切れない、という判断は、キャンペーン次第では無意味となる可能性もある。なお、Bフレッツの場合は工事費とは別にNTT契約料として800円が必要となる。
また、NTT東日本では、Bフレッツの工事費半額キャンペーンを実施している。このため、初期費用無料キャンペーンなどを行なっていないプロバイダーであっても、6月30日までに申し込んだ場合は工事費が半額となる点も注意しておきたい。
NTT西日本では、Bフレッツの3カ月間料金無料キャンペーンも併せて実施している。プロバイダー側の無料キャンペーンも併用すれば、開通直後の数カ月間は費用負担なしでサービスを利用することも可能だ。
TEPCOひかりの割引率も、Bフレッツと比較して遜色しないものがある。今回対象にした5つの対応プロバイダーはいずれも工事費を含んだ初期費用自体が無料。加えて@nifty、BIGLOBE、ASAHIネットで月額料金無料キャンペーンを行なっている。特にASAHIネットでは月額料金が5,900円と一段低いこともあり、キャンペーン価格適用後の実質年額費用が61,200円と東日本エリアでは最安値だ。
なおキャンペーンで気をつけておきたいのは、開通までの待機期間の問題である。FTTHはADSLと違い、自宅環境周辺から光ファイバを実際に引き込む作業が発生するため、申し込みから開通までなどで最短でも1カ月、ほとんどは数カ月の待機を要する。キャンペーンもそのような状況を勘案して設定されていることが多いが、日程の確認は十分行なっておくべきだろう。
■ URL
関連記事:FTTH事業者リンク
http://bb.watch.impress.co.jp/link/hikari.htm
関連記事:NTT東日本、Bフレッツを値下げ。ニューファミリーは月額4,500円
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/981.html
関連記事:NTT西日本、Bフレッツとフレッツ・ADSLの月額料金割引キャンペーン
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/784.html
関連記事:BIGLOBE、TEPCOひかり対応プランの値下げ
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/1067.html
関連記事:中部電力、プロバイダー向けに光ファイバ回線を提供する新サービス
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/937.html
関連記事:ブロードバンド回線サービスのコストを徹底比較!~ADSL編~
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/special/1171.html
(森田秀一)
2003/04/11 15:39
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