株式会社バンダイは、韓国のGame Venture社などと共同で、日本国内でオンラインゲームのサービスを行なう合弁会社「Bandai.GV Co.,Ltd.」(株式会社バンダイゲームベンチャー)を設立すると発表した。
韓国で人気のオンラインゲーム「Fortress(ポトリス)シリーズ」などのサービスを行なうGame Venture社と協力することで、今後急速に拡大が期待される日本のオンラインゲーム市場でのスムーズな事業展開を行なうことを目的としている。
Fortressは、Game Venture社が1999年10月よりサービスを開始した最大8人まで参加できるオンライン対戦ゲーム。キャラクタライズされたマシンを操作して、弾を打ち合い相手にダメージを与える。様々な特徴のあるマシンのどれを選択するか、付属アイテムの利用方法、チャットしながら戦略をどのように立てるかなどの要素でゲームの流れが変わっていく。韓国ではこれまでに980万人(国民の5分の1)のユーザーを獲得しており、キャラクターは玩具や雑貨で商品化され認知度が高いという。
会社設立は2001年10月。資本金1000万円で、出資比率はバンダイ60%、Game Venture社30%、大元C.I株式会社が10%。同時期から、第1弾としてFortressの日本語対応版をPC向けオンラインゲームとしてサービス提供する予定だ。当初は無料でサービスをスタート、将来的に課金を行なう予定で、1年間で15万人のユーザー獲得を目指している。
□ニュースリリース
http://www.bandai.co.jp/press/press_P00126.html
□ゲームベンチャー資料登録請求ページ
http://www.bandai.co.jp/bandaigv/
□バンダイ
http://www.bandai.co.jp/
(遠藤 剛)
2001/07/11 11:51
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