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NTT-MEら3社、暗号化に対応したコンテンツ事業者向け映像配信サービス

連絡先:
エヌ・ティ・ティ エムイー
第3マーケティング本部
Tel: 03-5200-5456
Email: info-eizou@ntt-me.co.jp



 株式会社エヌ・ティ・ティ エムイー(以下NTT-ME)、アイドック株式会社、米SecureMediaの3社は、映像配信サービスの共同事業に関する業務提携で合意。3社共同でSecureMedia社の暗号化技術を利用したセキュア映像配信サービスを、NTT-MEの映像配信サービス「PrimeStage」の付加サービスとして7月30日より開始する。サービス価格は、50種類の45分ビデオを300kbpsのコンテンツとしてエンコード(容量約5GB)、3000会員を管理し1会員が平均月3本視聴した場合で、初期費用が約480万円、月額運用費が約170万円。クレジットカード決済代行も依頼した場合は別途売り上げ高の10%がかかる。

 3社のセキュア映像配信サービスは、SecureMedia社が開発した大容量情報に適した暗号化技術「Indexed Encryption」を採用。SecureMedia社の日本総代理店アイドックが暗号化や鍵管理、ユーザ管理のためのシステム構築支援を行なう。NTT-MEはインターネットバックボーンに直結するギガビットクラスのIPネットワーク「XePhion(ゼフィオン)」を使った映像配信サービス「PrimeStage」のサービス環境を提供する。

 コンテンツ事業者が託したコンテンツは、NTT-MEでファイルを受領後暗号化し、データセンターの配信サーバー上に保存される。視聴メディアごとの鍵と暗号化されたコンテンツは別サーバーに保管され、視聴されるたびにユーザー認証鍵と組み合わせて鍵管理サーバーから再発行されるため、鍵を不正コピーしての再利用はできない。また、鍵はコンテンツの再視聴に対応、視聴回数や有効期限などの設定ができる。鍵に対応するため、コンテンツを視聴する場合は、コンテンツ視聴ソフトに独自のプラグインを追加する必要がある。

 3社は、セキュア配信サービスシステムと「Prime Stage」の認証・課金システムを連携して提供し、コンテンツ制作からコンテンツ配信、会員管理、課金管理、セキュリティ管理までを一貫してサポート可能としている。


□ニュースリリース
http://www.ntt-me.co.jp/news/news2001/news010716.htm
□NTT-ME
http://www.ntt-me.co.jp/
□アイドック
http://www.idoc.co.jp/
□米Secure Media(英文)
http://www.SecureMedia.com/

工藤ひろえ
2001/07/17 14:07

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