連絡先: 
E-mail: support-pasokara@music-eclub.com 
 
 
 ヤマハ株式会社は、インターネットストリーミングMIDIカラオケサービス「パソカラホーダイ」を7月27日に開始する。スタート時に約4000曲、以後新曲を中心にシーズンごとに企画ものなどを加えて毎月20~40曲を追加する。会員制をとっており、料金は何曲利用しても月額固定の600円で全曲45秒の試聴ができる。 
 また、オープンキャンペーンとして、7月27日から8月26日までの1カ月間は「無料おためし会員」となり、無料ですべてのサービスを受けることができる。同時に、会員登録したユーザーの中から抽選で100名に「エコー付きマイク」をプレゼントするという。 
 利用形態は、ミュージッククラブ・ドットコムの「パソカラホーダイ」のサイトで会員となり、再生ソフトの「ミッドラジオ カラオケ プレーヤ(Windows Me/98/2000に対応、Mac版リリース予定だが時期は未定)」でストリーミングMIDIデータを再生する形となる。MIDIデータはヤマハの提唱するXGフォーマットで製作されおり、XGフォーマット対応のMIDI音源を利用することでもっともよい音での再生となる。
 
	
		
		
		 
		
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		ミッドラジオ カラオケ プレーヤー
		
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 「パソカラホーダイ」のサイトでダウンロードできるソフトウェアシンセサイザー(有料)を利用することで、ユーザーの保有するMIDI音源に依存しない、高品位の再生を行なうことも可能だ。 
 MIDI用の接続端子のあるヤマハのクラビノーバなどのMIDI機器にPCを接続し、ダウンロードしたMIDIデータを用いてそれらの機器に「演奏」させることも可能。なお、MIDIデータはJASRACとのライセンスの関係で、各曲ごとに72時間で「ミッドラジオ カラオケ プレーヤ」のキャッシュから消去される。 
 MIDIデータのみを転送し、背景の画像などはプレーヤーに付属のものか、ユーザーが用意したデータ(デジカメで撮影したものなど)を使用するため、データサイズは小さく、通信回線の帯域を圧迫しない。「カラオケホーダイ」のサービスを受けるだけならば、2.88kbpsや3.36kbps程度で十分だという。 
 モデムでダイヤルアップ接続しているユーザーにとっては、帯域を半分近く食われることになり、他にデータ転送などをしていると、通信料金が気になる可能性もあるが、ADSLなどのブロードバンドサービスで常時接続するユーザーにとっては、影響ないだろう。サイズの大きなファイルを送受信している最中などでも、気兼ねなく「カラオケホーダイ」を楽しめそうだ。 
 
 
	
		
		
		 
		
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		外部MIDI機器を使用
		
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		会場では実際にネットから演奏を実演
		
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□ニュースリリース 
http://www.yamaha.co.jp/news/01072601.html 
□パソカラホーダイ (7/27より) 
http://www.music-eclub.com/pasokara/ 
□ミュージッククラブ・ドットコム 
http://www.music-eclub.com/ 
□ヤマハ株式会社 
http://www.yamaha.co.jp/ 
(水倉 正俊) 
2001/07/27 00:11
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