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アッカ、一部PC・LANカードでルーター型モデムが認識できない不具合


 株式会社アッカ・ネットワークスは、ルータータイプのモデムで同社のDSL接続サービスを利用する際、一部のネットワークカードおよびパソコンとの間で不具合が発生する、と発表した。

 不具合は、ルータータイプのモデム(NEC製ATUR32およびSEI製MegaBitGear TE-4111Cの2機種)をVIA社製VT6102チップを採用したパソコンやLANカードで使用すると、ネットワークに接続できなかったり大幅に速度が低下する現象が発生するというもの。

 原因は、ルータータイプモデムのネットワークコントローラーと、VIA社製ネットワークコントローラーの間で、イーサネット接続が確立できないため。このネットワークコントローラーを搭載した製品には、日本IBMのAptiva Eシリーズ(型番 2255-3J5/3JR/3JV/6J7/6JR/6JV/1J7/1JR/2J7/2JR/11J/12J/13J/16J)がある。

 アッカでは、対応策としてルータータイプのモデムとパソコンの間にイーサネットハブを接続するか、新たに別のネットワークカードをパソコンに搭載して使用することを勧めている。

 なお、日本IBMでは、該当機種でADSL接続サービスを利用するユーザーを対象に、イーサネットハブを無償で提供するサービスを行なっている。


□「ルータタイプモデムが特定のPC・LANカード等で使用できない現象について」
http://www.acca.ne.jp/support/user_support/20010730/index.html
□日本IBM 「Aptiva Eシリーズ 2255をお使いの皆様へ」
http://www-6.ibm.com/jp/pc/aptiva/info/010702.html
□株式会社アッカネットワークス
http://www.acca.ne.jp/index.html
□日本アイ・ビー・エム株式会社
http://www-6.ibm.com/jp/

遠藤 剛
2001/07/31 15:06

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