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スマートバリュー、改ざんされたWebページを復元するソフトを販売

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 株式会社スマートバリューは、Webページの不正書き換えへの対策を目的としたソフトウェアパッケージ「Phoenix(フェニックス)」を開発、8月1日に販売を開始した。標準価格は80万円。対応OSは、Sun Solaris(SPARC/X86)、Redhat Linux、Turbo Linux、FreeBSD。当面は同社による直販、もしくは代理店を通じての販売となる。

 「Phoenix」は、Webサーバーとなっているマシン上で動作するソフトウェア。Webページが不正に改ざんされた場合に即座に元の状態に復元するほか、不正書き換え行為が発生した時間帯(範囲設定が可能)の各種ログを抜き出し、管理者宛に電子メールで送信する。

 ログを解析することで、サーバーへの不正侵入調査などにも役立つ。制御ファイルをFTP転送することにより監視機能のON/OFFが可能で、管理の際に複雑な操作や専用クライアントソフトウェアなどを必要としない。ディレクトリ単位に監視を行なうため、Webページ以外のデータを監視させることもできる。

 各種チェックには、HTTPデーモンなどが吐き出すログを利用する。ログはテキストファイルであれば「Phoenix」で使用可能で、HTTPデーモンの種類には依存しない。W3C形式やNCSA形式のほか、テキストファイルであれば、基本的にどのような形式であっても利用できる。

 「Phoenix」は、不正なアクセスそのものを防ぐのではなく、不正なアクセスにより受けた被害の影響を最小限に抑えるという発想で開発されたソフトウェア。スマートバリューでは、「様々なセキュリティ製品と本ソフトウェアを導入することにより、二重の安心を得ることができる」としている。


□ニュースリリース
http://www.smartvalue.ad.jp/topics/topics_top.html
□ホームページ不正書換復元ソフト「Phoenix」
http://www.smartvalue.ad.jp/hphh/index.html
□株式会社スマートバリュー
http://www.smartvalue.ad.jp/

水倉 正俊
2001/08/06 17:14

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