アットホームジャパン株式会社は、家電量販店の株式会社デオデオと提携し、バックボーン回線およびコンテンツサービスにおけるパートナー契約を締結したと発表した。年内にも、アットホームのブロードバンドコンテンツを、デオデオのインターネット接続サービスのユーザーが視聴できるようになる。

　デオデオは加入者系無線アクセス回線事業者である株式会社ブロードバンドコムの回線提供を受けて、ブロードバンドインターネット接続サービスを行なっている。また、ケーブルテレビ会社の株式会社ふれあいチャンネルと株式会社ケーブルシティ22の2社に対して、ISPとしてインターネット接続サービスを提供している。

　今回の提携により、デオデオのインターネット接続サービスを利用するユーザー、そして、デオデオからISPサービスを受けているふれあいチャンネルとケーブルシティ22のインターネット接続ユーザーは、アットホームジャパンが提供する動画、音楽、教育などのブロードバンドコンテンツの視聴が可能になる。また、アットホームジャパンが保有するバックボーン回線との接続を追加することで、ユーザーはより快適なインターネット接続環境を利用できるようになる。

　ブロードバンドコムは、22GHz帯の広帯域無線などを利用した加入者系無線アクセス回線事業者で、中国、四国、九州の主要都市を中心に集合住宅向けに高速アクセス回線の導入を進めている。また、ふれあいチャンネルは、広島県広島安佐北区エリアでサービスを提供するケーブルテレビ局で、インターネット接続サービスには2017世帯が加入。ケーブルシティ22は、広島県広島市佐伯区エリアでサービスをしており、インターネット接続サービスには1500世帯が加入している。

□アットホームジャパン株式会社
http://www.jp.home.com
□株式会社デオデオ
http://www.deodeo.co.jp
□株式会社ブロードバンドコム
http://www.broadbandcom.co.jp
□株式会社ふれあいチャンネル
http://www.fureai-ch.ne.jp
□株式会社ケーブルシティ22
http://www.cc22.ne.jp

（遠藤　剛）
2001/08/07 15:19