株式会社メルコは、「WLAR-L11G-L」と「WLAR-L11-L」の共通ファームウェアをアップデートした。今回公開されたのは、ファームウェアVer1.20を利用していた場合、IPの更新に失敗するために通信が切断される不具合などを修正したVer1.21β。ベータ版での提供になる。

　不具合は、一部のプロバイダで、DHCPサーバーからIPアドレスの更新ができないというもので、Ver1.20で正常にIPを取得できる場合は更新の必要はない。また、簡易フィルタ「Ident要求に拒否する」が正しく動作しない問題も修正されている。

　同社製品では、無線LANカードなどが付属した「WLS-L11SU-L」「WLS-L11-GS-L」「WLS-L11S-L」などのセット商品も「WLAR-L11-L」が本体として使用されているので対象商品となる。なお、他のブロードバンドルーター「BLR-TX4」などはファームウェアの変更はない。

□ダウンロードサービス
http://buffalo.melcoinc.co.jp/download/driver/lan/wlar-l11-l.html
□株式会社メルコ
http://www.melcoinc.co.jp/

（遠藤　剛）
2001/08/08 15:03