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【 2009/12/25 】 【 2009/12/24 】 |
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| アイネス、ブロードバンドVPNサービスへ本格参入 |
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連絡先： 株式会社アイネスは、ブロードバンドに対応したVPNサービスの本格展開に着手することを、8月9日発表した。10月からのサービス開始を予定しており、価格は利用する端末1台あたり月額7000円。主な顧客として、金融やオンライン販売といった、情報に高い信頼性と高速性が必要となる企業を想定している。 アイネスは、ブロードバンドネットワークの本格的な普及とともに市場ニーズの高まりが予測される、大容量コンテンツの配信や高速ネットワークのセキュリティ確保などに対応するため、460Mbpsの回線速度に対応できる（Intel Celeron 433MHz使用時）、高性能なVPNソフトウェアを開発し、ブロードバンドVPNサービスへ本格参入する。 VPNサービスは、暗号、認証技術などを用いて第三者からのアクセスを制限、仮想的なプライベートネットワークを構築し、インターネットを専用線のように利用する技術。 専用線を利用したサービスと比較し、通信コストを大幅に抑えることができる半面、データの暗号化などをソフトウェアで処理する場合に、通信速度の低下を招くことがある。このため高速通信には専用ハードウェアを導入するのが一般的であった。 現在アイネスが開発中のソフトウェアVPNは、TCP/IPの通信セキュリティを確保するための技術にIPsec（SSH Communications Security CorpのSSH IPSec ExpressツールキットのOEM提供による）を用い、暗号化処理に株式会社ビー・エス・ワイの高速ストリーム型暗号「光干渉暗号BLIC」を使用することで、ソフトウェアVPNでありながら高速通信に対応できる処理速度を実現している。 アイネスでは、高速通信に対応するVPNサービスがソフトウェアという形態で提供されるため、通信機器等の新規購入が不要であり、コスト面の軽減につながるほか、ネットワーク管理、エンドユーザー対応など人的サービス面でも負荷が軽減されるとしている。 □ニュースリリース
（水倉 正俊） |
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