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goo、ブロードバンドに関するニーズを調査、ADSLやFTTHへ関心が集まる

 株式会社エヌ・ティ・ティ エックス(NTT-X)と株式会社三菱総合研究所は、両社で協力して運営するインターネット・アンケートサイト「gooリサーチ」において、「ブロードバンドに関するニーズ調査」を実施した。調査期間は2001年5月2日から5月18日までで、有効回答者数は1万6254名だった。

 回答者の男女比は男性51%、女性49%でほぼ半々の構成。現在のインターネット接続環境は、アナログ回線によるダイヤルアップ接続が37.7%を占めており、次いで常時接続環境であるフレッツ・ISDNが22.8%、ISDN(非フレッツ)が16.1%、CATVが14.9%の順となっている。

 調査結果では、1年後にはADSLへ移行すると答えた人が28.5%、次いでCATVが19.4%。アナログモデム利用者の30.2%、フレッツ・ISDN利用者では35%がADSLへの移行を予定しており、ADSLへの移行ニーズは高い。また、現在ADSLを利用しているユーザーは、ほかの接続形態への移行ニーズは低いにも関わらず、ほかの回線利用者と比較して相対的にFTTHへの移行ニーズは高い。

 なお、これが2年先の接続環境になるとFTTHと答えた人が33.1%ともっとも高くなる。ADSLは2番目で22.3%。

 ブロードバンド接続サービスの値頃感は「3000円未満」「5000円未満」の回答が、それぞれ約25%を占めるなど2つの山を形成している。ブロードバンドのメリットについても、8割が定額化により通信費が抑えられる点を挙げている。

 ブロードバンドで利用してみたいサービスは、半数以上が音楽・映画、趣味・カルチャーなどのジャンルを回答。とくに音楽・映画については約7割以上が挙げている。男性ではニュース、ビジネス、スポーツ、ゲーム、女性ではゲーム、ショッピング、日常のニーズが高い。

 なお、こうした各種サービスを有料でも利用するという回答は極めて低く、もっとも高いジャンルであるセキュリティでも約9%にとどまった。

 ブロードバンド社会の到来については、「非常に望ましい」「望ましい」との回答が約85%。否定派は1%にも満たず、ブロードバンド社会への移行は圧倒的多数に肯定されているという結果になった。


□ニュースリリース
http://www.goo.ne.jp/help/info/n_release/n_010820.html
□goo research
http://research.goo.ne.jp

(遠藤 剛/笠井 康伸)
2001/08/21 01:40

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