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イー・アクセス、ルータータイプADSLモデムの不具合を解消するファームウェア

連絡先:
カスタマー・サービス・センター
E-mail: info@eaccess.net



 イー・アクセス株式会社は、同社のADSL接続サービスでの使用が推奨されているルータータイプのADSLモデムTE4/C、TE4111Cについて、一部の機能が使用できない不具合の解消と機能追加を行なうファームウェアのダウンロードサービスを8月20日に開始した。

 新しくリリースされたファームウェアのバージョンは、TE4/C用がVer.05.00、TE4111C用はVer.01.22。

 両ADSLモデムのファームウェアともに、接続時の認証用パスワードの先頭に「@」を使用すると認証に失敗してしまう不具合の解消や、認証を行なう際の確認有効時間を現行の3秒から20秒(認証試行回数は3回)にするといった認証機能についての改善がなされている。

 また、BRAS(ブロードバンド・リモートアクセス・サーバー)側とのPPPセッションを監視し、通信できない状態である場合には新しいPPPセッションを確立する「LCP-ECHO機能」の追加も行なわれた。これにより、ユーザーが予期しない回線切断によって、WAN側との通信が不可能な状態が続くという事態を回避できる。

 このほかTE/4Cのファームウェアでは「NATアドレス変換設定でのレンジ設定機能」が追加される。これにより、これまで1ポートごとに1つの設定が必要であったNATアドレス変換設定を、同じプロトコルについてはポート番号の範囲で指定することができるようになる。NAT設定の使い勝手の向上と、NATテーブル番号の節約が可能だ。

 ファームウェアのアップデート作業は、ブラウザでADSLモデムの管理メニューの「ファームウェアのバージョンアップ」を開き、そこでダウンロードしてきたファームウェア(TE4/Cは「BLFTE34_0500C.dlm」、TE4111Cでは「BLFTE4111_0122C.dlm」)を指定し、「機器へのファームウェア転送」をクリックすることで行なう。

 TE4/Cではファームウェアのアップデート後に、すべての設定が初期化されるので、設定のバックアップをとるなどの措置が必要。

 なお、アップデート作業はユーザーの自己責任での作業となり、メーカー保証の対象外となる。

TE4/C TE4111C


□ニュースリリース
http://www.eaccess.co.jp/jp/user/i010820.html
□TE4/C ファームウェアダウンロード
http://www.eaccess.co.jp/jp/support/firmware_te4c.html
□TE4111C ファームウェアダウンロード
http://www.eaccess.co.jp/jp/support/firmware_te4111c.html
□イー・アクセス
http://www.eaccess.co.jp

水倉 正俊
2001/08/22 13:42

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