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　株式会社アッカ・ネットワークスは、同社のADSL接続サービスで市販のADSLモデムを使用できるメニューを追加した。

　従来は、アッカが提供するADSLモデムをユーザーがレンタルもしくは買い取って使用することしかできなかった。今後は、ユーザーがショップなどで購入したADSLモデムを使用して、ADSL接続サービスを利用できるようになる。

　アッカは9月より8Mbps対応のADSL接続サービスを開始する予定だが、市販のADSLメニューが利用できるのは1.5Mbpsの接続サービスに限られる。また、現在のところ、対応するプロバイダーはSo-netのみ。

　ADSLでは、NTT収容局からユーザー宅までの距離や回線の状況によっては接続サービスを提供できないことがある。このため、アッカは市販モデムの購入は回線の適合性確認が取れてからにしてほしいと説明している。

　アッカの回線で使用できるADSLモデムには「アッカ推奨」もしくは「アッカ認定」のロゴマークが貼られて販売される。推奨マークの貼られたADSLモデムにのみ、回線のループバックテスト機能が付いており、トラブルが生じたときにこの機能を使用することでモデムの問題なのか、回線側の問題なのかを調べることができる。

　現時点で販売されているモデムで、アッカ推奨とされているのはNTT-MEのADSLモデム内蔵ルーター「MN7300」のみ。アッカ認定はメルコのADSLモデム「IGM-U1500C」とNECのADSLモデム内蔵ルーター「Aterm WB65DSL」の2製品。

□市販モデム対応メニュー
http://www.acca.ne.jp/salespoint/modem/
□アッカ・ネットワークス
http://www.acca.ne.jp/

（笠井 康伸）
2001/08/28 19:58