日本テレコム株式会社と東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)は、無線LANを使用したインターネット接続実験を、9月26日から東京駅構内で実施すると発表した。
実験は、東京駅メディアコート内(情報端末などを設置した広場「ブレイク」と喫茶のカフェ・ビス)と東京駅丸の内地下北口改札周辺(動輪の広場周辺)をエリアにして、無線LANのアクセスポイントを設置。最大1.5Mbpsのインターネット接続環境を提供する。
利用するには、日本テレコムのインターネットサービスODNの会員を対象にした300名のモニター募集に応募する。モニターには試験期間中、無料で無線LANカードを貸し出して、モニター自身のノートパソコンを実験エリアで利用できるようにする。また、実験エリアで、無線LAN対応のパソコンやPDAを無料で貸し出し、モニター以外にもサービスを体験できるようにする。
モニターになるには、JR東日本の専用ページで申し込む必要がある(9月4日から9月24日まで募集)。東京駅を利用しているか、近郊に勤めている人で、無線LAN PCカードが利用できるWindowsノートパソコン(Windows Me/98/2000)を所有していること、ODNの会員であることが条件。
今回の実験は9月26日から12月20日までを予定。両社では、今回の実験結果を踏まえた上で、さらにエリア、モニター数を拡大した実験の実施を検討するとしている。
□ニュースリリース
http://www.japan-telecom.co.jp/newsrelease/nr010904_fra.html
□駅でインターネット体験!(モニター申込みなど詳細)
https://www.jreast.co.jp/musenlan/
□東日本旅客鉄道株式会社
https://www.jreast.co.jp/
□日本テレコム株式会社
http://www.japan-telecom.co.jp/
(遠藤 剛)
2001/09/04 21:36
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