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ルーセント、G.dmt AnnexCに対応した高集積タイプのDSLAM

 日本ルーセント・テクノロジー株式会社は、収容できる回線数を大幅に増やすことができる高集積タイプのDSLAM「Stinger FS+」を発表した。ADSLのG.dmt AnnexCおよびG.lite AnnexC規格に対応しており、72ポートのカードを使用することで1008ポート(回線)を収容できる。

 日本では、収容局の設置スペースが限られるため、多数の回線を少ない面積で設置できるDSLAMが求められている。ルーセントによれば、Stingerは自社の従来製品と比較して回線数で80%の大容量化を実現。日本で一般的に使われているDSLAMと比較しても、単位面積あたり2倍以上の収容能力を持つ。

 また、DSLAMはユーザー宅に設置するADSLモデムとペアで使用するため相互接続性が重要となる。Stingerの場合は、日本国内で使用されている各種ADSLモデムで使用できるように開発に取り組んだという。

 すでに国内の有力キャリア数社とテストを行なっており、来月には実際の回線を使用したフィールドテストを予定している。


□ニュースリリース
http://www.lucent.co.jp/press/2001/01_09_04.html
□日本ルーセント・テクノロジー
http://www.lucent.co.jp/

笠井 康伸
2001/09/05 16:33

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