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名古屋めたりっく通信、ソフトバンクグループ傘下へ


 名古屋めたりっく通信は、ソフトバンクグループの傘下に入ったことを明らかにした。8月30日付けで、ソフトバンクグループで通信関係のサービス提供を行なっているディーティーエイチマーケティングを引き受け先にする7000株の第三者割り当て増資を実施。ソフトバンクグループ傘下の東京めたりっく通信が保有する2000株と合わせて、ソフトバンクグループが同社の発行済み株式の約52%を取得したことになる。

 DSL事業では、今年6月21日に東京めたりっく通信がソフトバンクグループの傘下に入り再建を目指すと発表している。東京めたりっく通信の子会社である大阪めたりっく通信もこれに伴ないソフトバンクグループ傘下となっている。

 名古屋めたりっく通信は2000年6月に設立。東京めたりっく通信と中部地方を中心にISP事業を手がけていたももたろうインターネットがジョイントベンチャーで立ち上げた。2000年11月からADSLインターネット接続サービスを提供しており、最新の会員数は約1万3000人。

 名古屋めたりっく通信によれば、「DSL事業者の競合が激しくなリつつある中で、中部地方のみでの事業展開で今度の事業展開を考えたときに厳しい状況があった。また、中部地方は多くの場合、東京、大阪のインフラ整備の後にインフラが導入される形になる。ADSLサービスを導入していく中で、中部地方に迅速にブロードバンド環境を提供するには、新興企業一社ではなく、ソフトバンクさんとタイアップして提供するのが結果的に、インフラ提供スピードも上げられ、事業展開としても広がりを出せると判断した」(広報室)としている。


□名古屋めたりっく通信
http://www.nagoya-metallic.co.jp/
□ソフトバンク
http://www.softbank.co.jp/

遠藤 剛
2001/09/07 17:18

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