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PLANTコールセンター
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　株式会社アイ・オー・データ機器は、ADSL/CATVインターネット接続対応ルーター「NP-BBR」のファームウェアVer.2.11を公開した。

　Ver.2.11では、フレッツ・ADSLで接続中にWeb画面から設定、再起動を実行した場合に異常切断となり数分間接続できなくなる問題や、Ether0ポートが全二重で初期化されしまうためスループットが異常に遅くなることがある問題などが修正されている。また、キープアライブに相当するコマンドが追加されるなどの機能追加も実施されている。

　ファームウェアのバージョンアップ作業にはNP-BBRと同じネットワークに接続されているWindows Me/98/95/2000/NTを搭載したPCと、アイ・オーの提供する「TCPダウンローダー」が必要。TCPダウンローダーについてはVer.2.11のファームウェアと同様にWebサイト内のページ「NP-BBR サポートソフト」からダウンロードできる。なお、アップデート環境を用意できないユーザーについてはPLANTコールセンターにて個別に対応となる。

解消された不具合

• フレッツ・ADSLで接続中にWeb画面から設定、再起動を実行すると異常切断となり数分間接続できなくなる問題を修正
• ADSL接続の場合にWeb設定画面の表示を、PPPoEに包含されているIPCP機能を利用していることを示す「IPCPで取得」に修正
• PPPoEの切断に関するログを送出するように変更
• 「pppoe 1 maxtimeout」コマンドを設定後、設定値が有効にならない問題を修正
• キープアライブに相当するコマンド「pppoe 1 lcpechorequest 」を追加
• NAT設定で「nat 0 255.255.255.255 000.000.000.000 * * 0」を設定してもコマンドが消えてしまう問題を修正
• show ether errorで表示されるエラーカウンタから、実際には発生しないエラー項目TX:Retry Countを削除
• Ether0ポートが全二重で初期化されしまうためにスループットが異常に遅くなることがある問題を修正
• コマンド「main 0 etherduplex 」でEther0ポートの全二重、半二重を明示的に切り替え可能とした

□ファームウェアVer.2.11 リリースノート
http://www.iodata.jp/lib/plant/bbrf211.htm
□TCPダウンローダー リリースノート
http://www.iodata.jp/lib/plant/bbrtdl120.htm
□NP-BBR サポートソフト
http://www.iodata.jp/lib/plant/npbbr.htm
□アイ・オー・データ機器
http://www.iodata.co.jp/

（水倉 正俊）
2001/09/11 16:39