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　日本通信放送株式会社が運営するADSL接続サービス「スピードウェイ」は、SOHO、オフィス向けの「ビジネス」コースを追加した。

　スピードウェイは、今年6月中旬から茨城県内を中心にADSL接続サービスを提供しており、G.dmt AnnexCを採用している。

　今回追加したのは、下り最大3Mbps、上り512Kbpsのビジネスコース。サービスには、ホームページスペース30MB、各容量5MBまでのメールアカウント30個、メーリングリストアカウント1個が付き、複数台のPCを接続できる。ただし、固定IPアドレスは割り当てられないためサーバーは設置できない。料金は、回線使用料とプロバイダー料を合わせて、初期費用が4万円、月額料金は8980円で提供する。

　スピードウェイのサービスでは、個人向けの下り2Mbpsの「スタンダード」、「スタンダードプラス」、そして企業向けの下り3Mbpsの「プレミアム」と今回の「ビジネス」があるが、日本通信放送によれば10月からこれらのコースを下り8Mbpsにアップグレードするという。

　現在、採用しているADSLモデムのファームウェアは下り最大3Mbps対応で提供されており、これを8Mbpsに対応したファームウェアにアップデートすることで対応する予定。すでに茨城県内の家電店内のデモコーナーでは試験を開始しており、今週末からモニター対象者を募って試験を行ない、10月にも本サービスを開始する予定だ。

　なお、提供エリアは、全サービスとも茨城県水戸市、ひたちなか市の一部が対象となっている。

□スピードウェイ
http://www.speedway.ne.jp/
□日本通信放送株式会社
http://www.nthk.co.jp/

（遠藤　剛）
2001/09/11 18:10