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インテル、家庭用の「レジデンシャル・ゲートウェイ」のプロトタイプを公開

公開された「レジデンシャル・ゲートウェイ」のプロトタイプ
「レジデンシャル・ゲートウェイ」をメディアコンバータで光ファイバに接続
 インテル株式会社は、一般家庭を対象としたルーターとホームサーバーの融合機「レジデンシャル・ゲートウェイ」のプロトタイプを公開した。

 インテルによれば、FTTHの時代に家庭内のネットワークを便利に、そしてセキュリティ的にも安全に通信を行なうために必要になってくる機器だという。Universal Plug & Playに対応しており、将来、家電をネットワークに接続するときにも使用できる。

 「Bフレッツ」をはじめとした100Mbps級のブロードバンドサービスが増える中で、スループットも十分だ。今回公開されたプロトタイプでは、80〜90Mbps程度の回線でも問題なくパケットを処理できる性能を持っていた。公開時に行なわれたデモでは、ローカル側に3台のPCを置き、FTPで大容量ファイルのダウンロードと高解像度な映像の表示、オーディオストリーミングの再生を同時に行なったがスループットの低下は起こらなかった。このような高負荷状態でもまだCPUパフォーマンスには余裕があり、ゲートウェイ機能のほか、電話機を接続したVoIP機能をサポートすることも可能だという。

 「レジデンシャル・ゲートウェイ」の詳細なスペックは明らかにされていないが、組み込み向けのCeleronチップを用いており、動作クロックは400〜500MHz程度。ファンレス設計にもなっているという。OSはLinuxを採用。ゲートウェイ機能だけならばディスクレスにできるため、低消費電力、無騒音、耐振動性能、いつでも電源を切れるという家電並みのデバイスにすることもできる。

 さらに、たとえばHDDを装備、アプリケーションを追加してホームサーバーとするバリエーション展開も可能だ。インターフェイスも、プロトタイプは100BASE-TXだが、光ファイバ用のメディアコンバータを内蔵したり、無線LANのアクセスポイントを内蔵したりといった展開が考えられる。

 今後の展開は、市場のニーズをリサーチした上で製品のスペックを詰めていくが、量産自体はインテルでは行なわない。インテルは、あくまでプロトタイプの開発を行ない、最終的な製品はほかの機器メーカーに任せる方針だ。


□インテル
http://www.intel.co.jp/

田中 章
2001/09/14 21:29

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