NTTコムウェア株式会社は、Linuxを搭載した家庭向けのゲートウェイ「L-BOX(Linux BOX)」のサンプル出荷を10月1日より開始する。価格は5万円程度の見込み。
一般家庭のネットワークの入り口に設置するゲートウェイを想定して開発されており、セキュリティを確保するためにファイヤウォールを標準で搭載している。このほかに情報家電や端末を外出先からコントロールしたり、家庭に設置したカメラ付きドアホンで撮影した画像を携帯電話に転送したりといった用途に利用することができる。
現時点では本出荷の時期や価格は未定。NTTコムウェアによれば、L-BOXをベースに家電メーカーなどと用途や接続可能なデバイスを検討した上で、製品化を進めていきたいという。
主なスペックは、WAN/LANの接続に使用する10BASE-T/100BASE-TXポートが2つ、CPUはi486 128MHz相当、メモリ16MB(最大80MB)、PCカードスロット×2、USB×2など。外部記憶装置として、マイクロディスクモジュールを4MB(最大32MB)実装しているほか、コンパクトフラッシュを搭載することもできる。
□ニュースリリース
http://www.nttcom.co.jp/news/details/01037.html
□NTTコムウェア
http://www.nttcom.co.jp/
(笠井 康伸)
2001/10/01 16:34
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