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NTT東日本、最大600Mbpsの専用線サービス「メトロハイリンク」

 NTT東日本は、SONET/SDHインターフェイスによる、最大600Mbpsの高速専用サービス「メトロハイリンク」を提供する。10月1日に認可申請などを行ない、認可され次第サービスの提供を開始する。

 外資系企業やISP事業者、国際系キャリアなど向けのサービスで、SONET/SDHインターフェイスによる高速・広帯域サービスへの需要に応えるものだという。

 回線の速度は45Mbps、150Mbps、600Mbpsの3種で、料金は15kmまでと30kmまでと、距離で分かれている。また、故障時の自動回線切替機能がエンド・ツー・エンドで持っているか区間で持っているかによっても異なる。料金の一例を挙げると、45Mbpsでエンド・ツー・エンドの自動回線切替機能を持つ場合で、距離が15kmまでで月額83万円、30kmまでで月額98万円。ほかに、回線終端装置の端末側インターフェイスは45Mbpsが同軸、150/600Mbpsは光で、回線終端装置使用料は月額4万6000円~25万5000円。

 なお、SONETとSDHは、いずれもデジタル信号を同期多重化する技術の標準化規格。SDHはITU-Tによって定められた世界標準で、おもに日本・ヨーロッパ・アジアなどで採用。SONETはANSIによって定められた米国標準。通信事業者などの光ファイバーによるバックボーン回線は、SONET/SDHインターフェイスによるものが多くなってきている。

メトロハイリンク概念図


□ニュースリリース
http://www.ntt-east.co.jp/release/0110/011001.html

工藤ひろえ
2001/10/02 18:02

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