株式会社朝日ネット(ASAHIネット)は、同社が提供中の下り最大1.5MbpsのADSLサービス「ADSL-Aオプション」および、10月1日に受け付けを開始した下り最大8MbpsのADSLサービス「ADSL-8Aオプション」について、収容局までの距離を表示するエリア判定Webページを公開した。
エリア判定のWebページでは電話番号、郵便番号、建物名を含む住所といった、サービスを利用する場所についての詳細な情報を入力する。入力された情報を元に、それぞれのサービスについて提供可否を判定、収容局名、収容局までの距離を表示する。
なお、「ADSL-Aオプション」「ADSL-8Aオプション」は、株式会社アッカネットワークス(アッカ)の回線を利用したADSLサービスであるため、エリア判定に用いるデータベースにはアッカ提供のものが使用される。
ADSLサービスでは収容局からの距離が遠いほど、通信信号への外部干渉や漏話により通信速度が低下する。このため、ADSLサービスを利用するユーザーにとって収容局からの距離は重要な情報となる。
ASAHIネットとアッカでは、ADSLサービスの品質保持のためサービス可能な距離を独自に設定し、収容局からの距離によってはサービスを提供しない場合もあるという。このサービス可能な距離については、現在のところ「ADSL-Aオプション」では4キロメートル以内、「ADSL-8Aオプション」では2キロメートル以内となっているとのこと。
□「ADSL-Aオプション」「ADSL-8Aオプション」対応エリアの確認
http://www.asahi-net.or.jp/service/adsl/adsl-a/area.htm
□ADSL-8A受付開始(ASAHIネット)
http://www.asahi-net.or.jp/news/0109adsl8m/index.htm
□関連記事「ASAHIネット、下り最大8Mbpsのサービスを10月1日から受け付け開始」
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2001/09/25/asahinet.htm
□ASAHIネット
http://www.asahi-net.or.jp/
(水倉 正俊)
2001/10/03 13:49
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