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IIJ、日米間の回線速度を毎秒1.8ギガビットに増強


 IIJは11月1日、日米間の国際バックボーン回線を、これまでの1.65Gbpsから1.8Gbpsへと増強したと発表した。

 今回の日米間のバックボーン増強は、東京-IIJ Palo Alto間を、STM-1(*)×5本の750Mbpsから、STM-4c×1本とSTM-1×2本をあわせた900Mbpsへと増速することで実現した。増速した回線と、既存の有明-IIJ San Jose間の回線(600Mbps)および、有明-New York間の回線(300Mbps)を合計した日米間の回線速度は、1.8Gbpsとなる。

    *) STM-n
     音声通話用の回線や通信回向けに定められた、光伝送システムに関する国際基準SDH(Synchronous Digital Hierarchy)の伝送速度基本単位。155.52Mbpsの何倍までの速度で通信可能かを整数nで表している。例えばSTM-2では、311.04Mbpsまでの速度で通信可能となる。IIJの表記ではSTM-1で150Mbpsまで、STM-4cで600Mbpsまで伝送可能としている。

IIJの日米間および米国のバックボーンイメージ。日米間のバックボーンは、東京-IIJ Palo Altoを増速したことで1.8Gbpsとなった。


□ニュースリリース
http://www.iij.ad.jp/pressrelease/2001/1-8gbps.html
□IIJバックボーン案内
http://www.iij.ad.jp/network/backbone.html
□IIJ
http://www.iij.ad.jp/

水倉 正俊
2001/11/02 13:54

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