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PFU、NetVehicle-iをフレッツ・ADSLに対応させるファームウェア

連絡先:
NetVehicleサポートセンター
Tel: 0120-2196-50
E-mail: nvinfo@pfu.fujitsu.com



 PFUは、ISDN対応のルータ「NetVehicle-i」をNTTのフレッツ・ADSLで利用できるようにするファームウェアを11月22日に公開する。既存ユーザーは無償で利用できる。

 NetVehicle-iは、ISDN対応の個人向けルータとして8月22日に発売された製品。今回、公開されるファームウェアは、ハードウェアはそのままで、従来はLAN側インターフェイスとして用意されていた10BASE-T/100BASE-TX×4ポートの1つをWAN側インターフェイスとして利用することで、フレッツ・ADSLへの接続機能を実現した。

 このため、フレッツ・ADSLへの接続に本機を使用した場合、LAN側インターフェイスとして利用できるのは10BASE-T/100BASE-TX×3ポートとUSB×1ポートとなる。WAN-LAN間のスループットは、PPPoEで接続しFTPによるファイル転送を行なった実測値で4Mbps。PPPoE接続を行なうとルータ側のCPUでパケット処理が必要になるため、実効スループットは低下する。ルータメーカーが公開している実効スループットの多くはPPPoE接続を行なわない状態で測定されたものだが、PFUは、よりユーザーの環境に近い条件で測定した値を公開した。

 セキュリティ関連では、IPフィルタのほかに、URLフィルタやhttp/ftpプロキシサーバー機能をサポートしており、ブラウザがWebサーバーとの情報交換に使用するCookieの転送をガードするといった設定が可能だ。

 フレッツ・ADSL用のファームウェアを適用した場合、ISDNでの接続は行なえない。フレッツ・ADSL以外でもPPPoEを使用する接続サービスであれば利用できると思われるが、PFUによればユーザーニーズなどから、あくまでフレッツ・ADSL接続サービスのみに対応した製品として販売する考え。

 なお、11月22日には、フレッツ・ADSL対応のファームウェアを同梱したパッケージも発売される。価格はオープンプライスだが、予想実売価格は2万9800円。

 本体サイズ(幅×奥×高)は80×210×199mm、重量1kg、消費電力10W。ISDN回線ケーブル×1本、LANケーブル×1本、USBケーブル×1本が付属する。


□ニュースリリース
http://www.pfu.fujitsu.com/topics/new011107.html
□NetVehicle
http://www.pfu.fujitsu.com/nv/
□PFU
http://www.pfu.fujitsu.com/

笠井 康伸
2001/11/07 16:19

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