ODNは、同社が提供しているADSLサービス「J-DSL」の通信速度を、従来の上り1.5Mbpsから上り8Mbpsにアップグレードする。回線の高速化に伴う月額料金の変更などはないが、DSLモデムを8Mbps対応のものに取り替える必要がある。

　アップグレードは、まず最初に第１期として、NTTの北海道伊達局収容の市外局番が0142のエリアで行なわれる。続いて北海道、宮城、東京、千葉、神奈川、埼玉、大阪、香川の一部地区が、それぞれ第２期開業エリアとして8Mbpsにアップグレードする。

　なお、8Mbps対応のDSLモデルのレンタルは、現行ユーザー優先で提供され、新たにJ-DSLを契約するユーザーへのレンタルは年末を予定している。現行ユーザーに対するレンタルDSLモデム変更の申込受付については、現在準備中。

　なお、J-DSLの8Mbpsサービスへの市販DSLモデムの対応状況については、準備が出来次第ホームページ上で公開される予定。

□J-DSLの8Mbpsサービス案内
http://www.odn.ne.jp/infoodn/j-dsl/camp/8mbps.html

（白根 雅彦）
2001/11/14 20:35